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舞岡上郷線問題

住民監査請求に基づく「陳述」で道路行政を追及 10月5日

10月5日(火)午前9時半から、署名の会の有志7名による「都市計画道路舞岡上郷線のK1橋等についての監査請求」に基づく「陳述」が市役所近くの横浜市監査委員会会議室で行われました。

はじめに、監査委員4名(定員5名のうち1名欠席)を前に、監査請求人を代表して皆川昭一(元横浜市会議員)、次いで山仲章介(署名の会代表世話人)の両氏が約50分にわたり請求事項について詳しく補足説明のかたちで陳述。
若干の質疑応答の後、職員サイドである道路局側からは川口正敏道路局長以下道路局の幹部7~8人が陳述人席に陣どり、舞岡上郷線の建設工事が行われた当時の担当係長でもあった川口局長みずからが陳述を行ないました。
ここでも質疑応答があって、こちら側から意見を表明、2時間後の11時半ちょうどに終了しました。

監査結果は11月に出される予定(監査請求の提出から60日以内)ですが、住民監査請求の場合、市政に甘く?これまでは「却下」ないしは「棄却」が殆どであるだけに、市議2名を含む監査委員がどういう裁定を下すか、舞岡上郷線の緊急補修工事の動きと併せ注目されます。

皆川昭一さんの話 主張は当然ながらことごとく噛み合うことはなかったのですが、 当局の陳述にはこちら側が疑問に思っていた点がいろいろあって、それなりにわかったこともあります。近々整理してみなさんにご紹介したいと考えています。
山仲章介さんの話 一応監査請求の範囲で言うべき事は言い尽くしたと思います。それにしても道路局の幹部が勢揃いとは驚きでした。あんな人たちが横浜市の道路行政をしていると思うと恐ろしいですね。

注:傍聴記や当局側の「反論書」など詳細は続報で。

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3年前に「上郷開発」反対の署名をしました。署名の会が瀬上沢の開発阻止に向け、今も活動を持続していることに注目しています。
しかし、今回の「住民監査請求」というのがいまひとつわかりません。教えてください。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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