岡田候補の回答
2009年8月21日
上郷開発から緑地を守る署名の会 御中
横浜市長選挙候補 日本共産党 岡田政彦
公開アンケート 回答
1. 横浜市では急速にみどりが失われ、市内の緑被率はこの30年間で約45%から約31%に減っています(「横浜みどりアップ計画」より)。そのなかで市街化調整区域は貴重なみどりとなっています。貴会のご意見のとおり、市街化調整区域は開発を抑制し、緑地保全すべき所と考えています。
2.瀬上沢一帯は、横浜の「緑の七大拠点」のひとつである「円海山周辺地区」にある緑豊かな谷戸であり、市内最大のホタルの生息地、希少なカントウアオイなどの動植物の宝庫です。また、160万年前の貝化石や江戸時代の用水の実態を物語る横堰、たたら遺跡など、歴史的・文化的にも意味があるところです。
みどりは、一度失ったら回復するのに莫大な年月がかかります。瀬上沢地域は2015年度以降も用途地域変更はせず、将来にわたって守るべき緑地と考えます。
3.瀬上沢を含め、市内の緑をこれ以上無くさないために、現行法の網の目をかいくぐって行われるミニ開発や、市街化調整区域における福祉施設、資材置き場、墓地など設置を規制していきたいと考えています。また、農林地を所有者が手放さなくてもいいように、農業振興施策の充実、緑地保全の強化を行います。
なお、「横浜みどり税」については、市民の合意を得ずに決めたものであるため、一旦徴収をやめ、市民の意見を十分に聞いた上で見直したいと考えます。
瀬上沢一帯については、開発業者の都市計画提案を今後も認めず、貴重な緑を保全していきます。
4.みどりは、一度失ったら回復するのに莫大な年月がかかります。また、地球温暖化が深刻な問題となっているいま、みどりを残すことは温暖化対策としても非常に重要です。
横浜市は、「緑の環境をつくり育てる条例」や「緑化地域に関する条例」などで緑の保全・創造を推進し、「横浜みどりアップ計画(新規・拡充施策)」で緑地保全地区の拡大などを図ろうとしており、これらについては評価すべきところです。
私は、これらの施策を一層充実強化するとともに、高速横浜環状道路計画を凍結・中止し、住環境を守り、ふるさと横浜のみどりをこれ以上減らさないよう、努力していく所存です。
上郷開発から緑地を守る署名の会 御中
横浜市長選挙候補 日本共産党 岡田政彦
公開アンケート 回答
1. 横浜市では急速にみどりが失われ、市内の緑被率はこの30年間で約45%から約31%に減っています(「横浜みどりアップ計画」より)。そのなかで市街化調整区域は貴重なみどりとなっています。貴会のご意見のとおり、市街化調整区域は開発を抑制し、緑地保全すべき所と考えています。
2.瀬上沢一帯は、横浜の「緑の七大拠点」のひとつである「円海山周辺地区」にある緑豊かな谷戸であり、市内最大のホタルの生息地、希少なカントウアオイなどの動植物の宝庫です。また、160万年前の貝化石や江戸時代の用水の実態を物語る横堰、たたら遺跡など、歴史的・文化的にも意味があるところです。
みどりは、一度失ったら回復するのに莫大な年月がかかります。瀬上沢地域は2015年度以降も用途地域変更はせず、将来にわたって守るべき緑地と考えます。
3.瀬上沢を含め、市内の緑をこれ以上無くさないために、現行法の網の目をかいくぐって行われるミニ開発や、市街化調整区域における福祉施設、資材置き場、墓地など設置を規制していきたいと考えています。また、農林地を所有者が手放さなくてもいいように、農業振興施策の充実、緑地保全の強化を行います。
なお、「横浜みどり税」については、市民の合意を得ずに決めたものであるため、一旦徴収をやめ、市民の意見を十分に聞いた上で見直したいと考えます。
瀬上沢一帯については、開発業者の都市計画提案を今後も認めず、貴重な緑を保全していきます。
4.みどりは、一度失ったら回復するのに莫大な年月がかかります。また、地球温暖化が深刻な問題となっているいま、みどりを残すことは温暖化対策としても非常に重要です。
横浜市は、「緑の環境をつくり育てる条例」や「緑化地域に関する条例」などで緑の保全・創造を推進し、「横浜みどりアップ計画(新規・拡充施策)」で緑地保全地区の拡大などを図ろうとしており、これらについては評価すべきところです。
私は、これらの施策を一層充実強化するとともに、高速横浜環状道路計画を凍結・中止し、住環境を守り、ふるさと横浜のみどりをこれ以上減らさないよう、努力していく所存です。