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瀬上沢通信員だより

里山で“異変”と思いきや…  冬来たりなば春遠からじ

舞岡上郷線では異常状態の放置が続く一方、円海山では冬から春への季節の移ろいが進んでいます。7日の午後、小さな変化を感じに里山を歩いた瀬上沢通信員の I さんからの最新の便りをお届けします。

山藤の実が弾け飛んだ!
このところ乾燥もその極に達し、里山ではあちこちでパリパリと木が乾く音がすると思っていたら、毎年この時期に起きる山藤の実の莢が弾け飛び散る音でした。昨日まではこの現象は起きていませんでした。

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写真は、日陰で午後になっても凍結した靴跡が残
っている山道に置いた山藤の莢と実

藤は雌雄異株ではない筈で受粉(精)チャンスでもなく、しかももう種になっており、今日になって一斉にというのは不思議です。
樹木医から家に置いてあった山藤の実の莢が弾け、固い種が飛んで蛍光灯の管に当り、割れてしまったことがあると聞きました。植物ながら、強い力で広範囲に種を撒き子孫を残そうとする意志を感じます。
ググると「藤の実は入手が困難でもちもちした食感は珍味となっている。江戸時代には貴重な糖質として重宝された。」とありました。

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水仙は日当たりの良いところは、暮れ前から咲いていましたが、氷取沢入口は陰になる時間が長く、今が最盛期となっています。(I.T)

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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