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自然の宝庫円海山:ニュース速報

消えた赤いバイク  不法投棄の粗大ゴミ撤去さる

馬頭の丘から馬の背へ向かい、約50m下った山道の左手の薮の中に長年放置されてあった赤いハンカチならぬ「赤いオートバイ」。
むろん不法投棄の代物なのですが、年初早々、円海山フリークである「即沸薬缶」さんと「山出拾雄」さんという即席ペアの奮闘によって、昨8日(土)夕、撤去されていることが判明しました。

今回の撤去作業のきっかけを作った即沸薬缶さんも作業の現場は確認していないのですが、8日の昼前に資源循環局の軽トラックが瀬上沢方面に向かうのが目撃されていることから、当局が重い腰をあげたことは明らか。タテ割り行政への批判はさておき、関係者の労を多としたいと思います。

放置オー~1
山出拾雄さんのブログから。撮影2006年9月

詳しいいきさつは署名の会の有力会員である即沸薬缶さんと、1枚のチョコレートの縁から知り合った山出拾雄さんによるコメント欄への書き込みを読んでいただくとして、以下、山出拾雄さん主宰の「クリーンハイク」の記事を転載させていただきます。
 「クリーンハイク」 http://cleanhike.naturum.ne.jp/

■放置オートバイ撤去
年明け早々、大変嬉しい話がありました。
みなさん、こんにちは、山出拾雄です。

このブログを始めた当初、円海山に放置されたままになっているオートバイのことを記事にしました。
上の写真はその時の記事のものです。(今ではもっと落ち葉が積もり、オートバイを覆っています。)

このオートバイが撤去されることになりました。それも行政によって。
この話は昨年(2010)末に、円海山でたまたまお会いしたSYさんに「あのオートバイ、どうにかならないですかねぇ」とお話した所から始まります。

SYさんは 「上郷開発から緑地を守る署名の会」というグループに所属されており、円海山の休憩ポイント、いっしんどう広場で昨年(2010)末にお会いしました。
年明けにも同じ場所でお会いしたのでご挨拶したところ、「今度、撤去する」というお話を伺い、言い出しの山出としては、ぜひ協力したい旨をお伝えしたわけです。

その後、SYさんが地域の環境創造局、警察、土木事務所等に連絡を取った結果、1月5日、最終的に土木事務所が撤去することになり、我々一般は何もする必要がなくなったのです。

回収と廃棄については「山道の左側なので土木事務所の管轄となる」ことをSYさんのグループのブログで知ったときには、驚きました。まず管轄ありきなんですね。
まぁ、税金を使う以上、どの場所で使うか、使ったかというのは重要事項なのでしょう。

いずれにしても、あきらめかけていたオートバイの撤去が実現することになり、新年早々、とても嬉しく思いました。
SYさん、ご尽力、本当にありがとうございました。また、いっしんどうでお会いしましょう。
では! 

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No title

今回のオートバイ撤去の件では大変お世話になり、
ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
山出拾雄です。

カウンターも復旧したようでよかったですね。

あと、記事の中の小生のハンドルネームが違っています。
山出捨雄ではなくて、山出拾雄です。(笑)
山で捨てたらクリーンハイクになりません。(笑)
また、ご配慮で小生のハンドルネームをイニシャルに
して下さっていますが、山出拾雄のままで結構です。

修正されたら、このコメントは削除して下さって
結構です。宜しくお願いします。

お詫び

山出拾雄さま
コメント欄の要約による状況説明を省略し、貴ブログの記事をそのまま転載させていただきました。感謝いたします。

ところが記事をアップした当初、ご指摘のようにハンドルネームの「捨」と「拾」があべこべ。まるで悪い冗談のようでした。失礼いたしました。お詫びいたします。

第1稿のアップ後、とんでもないミスに気づき修正するまで約2時間。幸い即沸薬缶(SY=Sokufutu Yakan)さんが気づく前だったようでほっとしています。(笑い)

プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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