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自然の宝庫・円海山-春

感激!「ノスリ」に遭遇しました 2・20ネイチャーウォーク参加記

絶滅危惧種のひとつとされる猛禽類の「ノスリ」。
これまで瀬上沢の上空を遊弋(ゆうよく)する姿を見かけたことはありますが、「あれがノスリだ」と指さされる先ははるか天空の彼方で、トンビかタカかまるで不明の黒い影にすぎませんでした。

ところが20日に開かれた神保賢一路さんの「ネイチャーウォーク」では身近にノスリの姿を見ることができ、あらためて円海山麓一帯の自然の豊かさを味わうことができました。(望遠鏡では指呼の先!)

「身近な自然を楽しむ」というコンセプトで開かれたこの日の「ネイチャーウォーク」には署名の会の有志3名を含めて約10名が参加、途中でノスリの姿を捉えるというハッピーな出会いはじめ、3時間たっぷりの自然観察を通して、私たちの暮らしのすぐ身の回りに横浜随一とも言われる豊かな自然が残されていることを知ることができました。

あいにくカメラの電池切れで、権現山展望台から眺めた貴重な樹林相やノスリの姿を紹介できず残念……。
なお3月13日(日)には同じ神保さんを講師に、署名の会も協賛する「里山の春を歩く会」(2月9日付けブログ参照)が開かれるのでふるってご参加ください。(M&M)


庄戸地区の遊水地はビオトープそのものの風情

■この日のコースは次の通り。
庄戸会館~庄戸第4公園~遊水地(トンボ池)~神戸橋~上郷6号緑地~いたち川小川アメニティ沿いに昇龍橋~白山神社跡~権現山展望台~長倉町小川アメニティ~横浜自然観察の森~ミズキの谷~円海山-天園ハイキングコース~大丸山~庄戸5丁目

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参考写真/左:昇龍橋、右:いたち川小川アメニティの緑あふれる道筋(2010秋)

■追記:この日出会った野鳥たち。

ノスリのほか、この日に出会ったのは(たしか)次の野鳥たち。
キジバト&ジョウビタキ(庄戸の住宅内)、コガモ、カルガモ(遊水池)、トビ、モズ、ツグミ、ヒヨドリ、シロハラ、ウソ&アオジ(声のみ)、キセキレイ(昇龍橋付近)、カワセミ(崖の巣穴とふんの跡だけ)、メジロ(大丸山階段)
注:ノスリ=ワシタカ類で、羽を伸ばした時は最大130センチ程度。杭や木の枝などの見晴らしのよい所にとまり、ヘビやカエル、小鳥などを捕らえる。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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