Eco2都市
21世紀の途上国における都市化はめざましく、2000年から2030年の間に途上国の都市市街地面積は3倍に拡大する。この先例のない都市の拡大が起きている今こそが都市計画を見直すまたとない機会で、環境のみならず経済的に持続可能な都市の計画・開発・建設・管理を実施する好機でもある。都市化は速いスピードで進んでおり、持続可能な都市対策を途上国の各都市に確実に根づかせるためには、限られた時間しかない。今日私たちが起こす行動が、今日そして未来の世代にとって大きな利益となり得る。
ーーなんだか1オクターブ高い前置き。
が、そんな趣旨で都市化の挑戦に応えるために世界銀行(世銀)が立ち上げたというのが「Eco2都市:エコロジカルで経済的な都市」という新しいイニシアチブ(主導する取り組み)。
途上国の都市が最大限の環境と経済利益を得るための援助をすることを目的とするこの「Eco2都市プログラム」で世界各地の成功事例の都市のひとつにわが横浜市が挙げられたというのですね。
ここまで読むと、何だかこそばゆい思いのする関係者も多いはず。
環境保全を求める世論の高まりによってかろうじて上郷開発はストップされたものの、横浜市の緑被率は31%だから「3分の1の緑を残せば残りの3分の2は開発していいだろう」とでも言わんばかりの乱暴な開発計画がつい先頃まで推進されようとしていたのだから。(もっとも、上郷開発を認めなかったことがEco2都市に挙げられた理由のひとつかも?)

11日(金)夕、世銀東京事務所でこのプログラムの担当マネージャーである鈴木博明・世銀金融経済都市局首席都市専門官(横浜市大のOBだそうです)らによるセミナーが開催されるとか。開発と環境。「発展途上区」としてのわが栄区の取り組みが注目されます。
ーーなんだか1オクターブ高い前置き。
が、そんな趣旨で都市化の挑戦に応えるために世界銀行(世銀)が立ち上げたというのが「Eco2都市:エコロジカルで経済的な都市」という新しいイニシアチブ(主導する取り組み)。
途上国の都市が最大限の環境と経済利益を得るための援助をすることを目的とするこの「Eco2都市プログラム」で世界各地の成功事例の都市のひとつにわが横浜市が挙げられたというのですね。
ここまで読むと、何だかこそばゆい思いのする関係者も多いはず。
環境保全を求める世論の高まりによってかろうじて上郷開発はストップされたものの、横浜市の緑被率は31%だから「3分の1の緑を残せば残りの3分の2は開発していいだろう」とでも言わんばかりの乱暴な開発計画がつい先頃まで推進されようとしていたのだから。(もっとも、上郷開発を認めなかったことがEco2都市に挙げられた理由のひとつかも?)

11日(金)夕、世銀東京事務所でこのプログラムの担当マネージャーである鈴木博明・世銀金融経済都市局首席都市専門官(横浜市大のOBだそうです)らによるセミナーが開催されるとか。開発と環境。「発展途上区」としてのわが栄区の取り組みが注目されます。