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市政ウオッチ

関係局長、そろって異動  瀬上問題、先送りせず積極的な取り組みを!

24日付けで公表された横浜市役所の春の年中行事。
非常時とあって実行が1カ月先送りとなったのですが、あいかわらず管理職員(係長以上)2118人に及ぶ大異動で、引き続き3年ごとの配置替えで一般職員もゾロゾロ&ゾクゾクゾク……大異動となるはず。

記者発表によれば「重要課題への対応を重視した布陣」とのふれこみのようですが、この先明らかになる部長級~係長級の異動を含め、地域に密着した課題の早期解決を願う市民の眼から見れば、問題の先送りが懸念されます。

でとりあえず今回の人事で注目すべきは、瀬上保全をめぐるヒアリングを通して私たちと接点のあった関係部局の局長クラスが環境創造局長の荻島尚之氏を除きそろって異動となったこと。
都市整備局長:桜井文男→中田穂積(道路局担当理事)、道路局長:川口正敏→友田勝己(APECk開催推進担当理事)、栄区長:光田清隆→尾仲富士夫(環境創造局企画部長)。
新任の各氏には、手始めの仕事として積極的な打開策への取り組みを強く要望したい。

舞岡上郷線問題で何かと話題となったK局長の横滑り先? どなたかキャッチしたら教えてください。


■「カナロコ」から
以下、神奈川新聞のWEBサイト「カナロコ」の24日付け記事から。

 横浜市は5月1日、2011年度の管理職員(係長以上)2118人(前年度比123人減)の人事異動を実施する。局再編に伴う新ポストでは、財政局長に柏崎誠港北区長、文化観光局長に光田清隆栄区長を充てる。中期4か年計画(~13年度)・横浜版成長戦略の着実な実行へ向け、温暖化対策、医療政策、緊急保育対策、大都市制度推進など重要課題への対応を重視した布陣となる。異動は4月1日の予定だったが、東日本大震災への対応を優先するため延期した。

 技監には手塚文雄都市経営局担当理事(横浜開港150周年協会事務局長)、地球温暖化対策事業本部の権限を強化した新設の温暖化対策統括本部長には信時正人同事業本部長が就任する。危機管理監は鈴木洋消防局長が兼務。道路局長に友田勝己APEC・創造都市事業本部担当理事を充てる。

 水道局長には、指定管理者制度やネーミングライツなど民間との連携による新たな事業創出に取り組んだ土井一成共創推進事業本部長が就任。

 市民生活と直接関わる区政の継続性を確保するため、区長の異動は8区にとどめた。

 異動の内訳は局長級40人、部長級148人、課長級533人、課長補佐級360人、係長級1037人。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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