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6月街宣行動

瀬上の緑が危い! 東急建設、第3次上郷開発計画に向け動き出す

梅雨の訪れと同時に、今年も瀬上沢にホタルが舞う季節がやってきました。
しかし梅雨の晴れ間の青空の清々しさを打ち消すかのような鬱陶しいニュースを載せた最新のフライアー(チラシ)をお届けすることに。

毎月第4土曜日定例の街宣行動。
5月は28日でしたが、あいにく梅雨入りに加え台風2号の接近にともなう荒天のため1週間繰り延べとなり、6月2日に行われた東急建設との交渉の席で明らかにされた新しい「上郷開発計画」(第3次案)の概要紹介に差し替え、本日、初夏の爽やかな風の舞う港南台駅頭で広く市民に「瀬上の緑が危い!」と訴えました。

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汗ばむほどの陽気がホタルの季節の到来を告げました

東急建設は既に4月から横浜市の関係部局との折衝を行っており、早ければ9月議会で概要説明、その後着々と「都市計画提案」による大規模な住宅建設等をめざす意向とか。自然環境をめぐる世論の動向や社会の動きに逆行したプロジェクトと批判せざるをえません。

私たちは東急建設に対し第3次上郷開発計画の中止を訴えると同時に、みどり税に託した市民の「思い」に応え、横浜市が貴重な緑地保全に向け積極的な打開策を講ずるよう働きを強めていくよう訴えました。
豊かな自然環境・緑の住環境を私たちの次の世代に残すための行動へのご支援、ご協力をお願いいたします。

私たちの訴え:6月チラシ1面から

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同2面から
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追伸 

清流そして豊かな自然環境に恵まれた人里の象徴でもあるホタル。ニッポンの夏の風物詩として、その光の輝きは儚さの代名詞でもあるのですが、所変わればイメージも大違いです。ホタル2様を再録します。

    ホタルイラスト     ホタル)_convert_20100529023138
左:2009.09日本のホタルのイラスト 右:2010.06マレーシアの場合  
                

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ホタルに会いに行きました

8日(水)夜、署名の会の例会が終わってから有志6人で瀬上のホタルの様子を偵察しに出かけました。
東急建設が新たな開発計画を提案するとの意向を示したことへの対応をめぐって閉館時間である8時45分ギリギリまで話し合い、現地に着いたのは9時過ぎ。
昨年は6月5日で、子連れのママパパはじめホタルの数を優に超える大勢の人たちと出会ったのですが、今回は殆ど人気なしでした。しかし栄高校のグランド下、3軒家の手前から横堰方面にかけての水辺には昨年をはるかに上回るホタルの遊弋が見られ眼福そのもの。今後、次第に上流でも見られることになるそうで楽しみです。
注:参加メンバーによるカウント数は30~50頭(匹)でした。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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