東急建設の動き
言うは易く 行うは難し 東急建設の「CSRへの取り組み」に異議あり!
東急建設のHPを覗いたことがありますか?
同社HPの「会社情報」コーナーを開くと、昨年7月に改定した環境方針の項で「生物多様性」について言及、「当社は生物多様性について、その保全活動、関係する地域社会との協調」に取り組んできた、と高らかに謳っています。そして以下のような写真が……。

様々な植栽を配置した屋上ビオトープの試験施工例
しかし上郷開発をめぐる同社の動きは……CSR(企業の社会的責任)の観点からどうでしょうか?
同社HPでは具体的な地名は記していませんが、≪「地域の利便性」と「緑豊かな自然」を念頭に 環境アセスメントを実施≫との見出し付きで、先に否決された「第2次上郷開発計画案」について、あたかも環境とりわけ生物多様性に配慮した模範例であるかのように自画自賛しています。
ところが、そもそも人口減社会への移行により郊外住宅地の過疎化が進んでいる今、なぜ生物多様性の宝庫ともいうべき円海山近郊特別緑地保全地区に連なる瀬上沢(市街化調整区域!)の緑を破壊してまで大規模な住宅開発を行わなければいけないのでしょうか?
東急建設は今こそ地域社会の現状を見据え、CSRの観点から第3次開発計画による土地利用のあり方を抜本的に見直し、瀬上沢の全面保全を受け入れる方向への事業転換を図るべきではないでしょうか?
注:栄区では約125000人の人口(H22.10現在)が2020年には→121200人、2035年には10万人台まで減少すると予測している。
◎補足
同社のプロジェクトチームリーダーは、第3次計画の提案にあたって「アセス(環境影響評価)」を行う予定ナシ、としています。
ところが実は横浜市環境影響評価条例が昨年改訂され(本年8月1日施行)、10ha以上の開発にあたっては事業の計画段階で“環境配慮の手続き”を行うことが義務づけられ、アセスをしなければ計画提案自体が門前払いで却下されるのです。
なお詳しくは同社のHPをご覧ください。
http://const.tokyu.com/biodiversity/seibutsu2.html
東急建設のHPを覗いたことがありますか?
同社HPの「会社情報」コーナーを開くと、昨年7月に改定した環境方針の項で「生物多様性」について言及、「当社は生物多様性について、その保全活動、関係する地域社会との協調」に取り組んできた、と高らかに謳っています。そして以下のような写真が……。

様々な植栽を配置した屋上ビオトープの試験施工例
しかし上郷開発をめぐる同社の動きは……CSR(企業の社会的責任)の観点からどうでしょうか?
同社HPでは具体的な地名は記していませんが、≪「地域の利便性」と「緑豊かな自然」を念頭に 環境アセスメントを実施≫との見出し付きで、先に否決された「第2次上郷開発計画案」について、あたかも環境とりわけ生物多様性に配慮した模範例であるかのように自画自賛しています。
ところが、そもそも人口減社会への移行により郊外住宅地の過疎化が進んでいる今、なぜ生物多様性の宝庫ともいうべき円海山近郊特別緑地保全地区に連なる瀬上沢(市街化調整区域!)の緑を破壊してまで大規模な住宅開発を行わなければいけないのでしょうか?
東急建設は今こそ地域社会の現状を見据え、CSRの観点から第3次開発計画による土地利用のあり方を抜本的に見直し、瀬上沢の全面保全を受け入れる方向への事業転換を図るべきではないでしょうか?
注:栄区では約125000人の人口(H22.10現在)が2020年には→121200人、2035年には10万人台まで減少すると予測している。
◎補足
同社のプロジェクトチームリーダーは、第3次計画の提案にあたって「アセス(環境影響評価)」を行う予定ナシ、としています。
ところが実は横浜市環境影響評価条例が昨年改訂され(本年8月1日施行)、10ha以上の開発にあたっては事業の計画段階で“環境配慮の手続き”を行うことが義務づけられ、アセスをしなければ計画提案自体が門前払いで却下されるのです。
なお詳しくは同社のHPをご覧ください。
http://const.tokyu.com/biodiversity/seibutsu2.html