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上郷・瀬上の自然を守る会

緑萌える瀬上沢を歩く 署名開始控え「守る会」が現地を見学へ

冬並みの寒い雨が降り続いた前日とはうってかわって朝から青空が広がった15日(日)、「上郷・瀬上の自然を守る会」初のフィールドワークとなった現地見学会が開かれ、地元栄・港南両区の市民ら20名余が参加、2時間あまりにわたって瀬上沢一帯から東上郷町にかけての地形や自然環境を見学しました。

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K1トンネル横から「住宅用地予定地」を望む

10時、神奈川中央交通本郷車庫前のポケットパークに集合。
ガイド役の山仲代表はじめ守る会の幹事団の案内で、舞岡上郷線西側の深田地区~山手学院のテニスコート手前の湿地帯~旧江戸道~K1橋トンネル~東側の横浜栄高校~横堰~東上郷町への抜け道~思金神社下など、今回の開発計画による大規模な造成工事が強行されれば自然環境の壊滅的破壊が行われる恐れのあるエリアをチェックしながら、汗ばむほどの陽気に恵まれた瀬上沢の春を楽しみ、緑地保全への思いをあらためて共有しました。


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旧江戸道の入口付近は前日の雨で水没
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舞上線から脇道を下ると立ち入り禁止の柵が
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老朽化の追及で保全工事が行われたK1橋
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みどりケ丘住宅地の直ぐ脇には斜面緑地が
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東上郷町を通り抜け思金神社下方面へ進む


なお現地の自然環境は東急建設による土地利用計画図に加え、Googleアースの空撮映像(横浜市栄区東上郷町20番地ほかで検索)を見ると、緑地や起伏の状況がよくわかります。
http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/chiikimachi/teian/etsuran/etsuran.html#kamigo

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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