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瀬上沢通信員だより

暑気払い 瀬上市民の森2景  セミ鳴くや瀬上の森の炎天時

炎天続きの街路樹や庭先ではかまびすしいほどのセミの鳴き声ですが、炎天そしてセミ……と言えば、小林一茶。
一茶に「蝉鳴くや六月村の炎天寺」という句があり、東京・足立区六月にある炎天寺は一茶ゆかりの寺として名高く、「やせ蛙負けるな一茶是にあり」の句碑が立っています。

さて、毎日瀬上の森へ分け入る瀬上沢通信員の I さんから、最新のレポートと暑さしのぎの清涼剤が届きましたので、夜なべ仕事(笑)でお届けします。
……2日は十五夜。立秋も間近(7日)とあって、夜ともなれば虫の音(ね)が秋の気配を感じさせます。(M&M)


1 修復された山道(いっしんどう手前)

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路肩流出の道が修復されていました。
元々が砂地で、木の根などでやっと崩れず保たれていた山道に集中的に水が流れ込んで、路肩が驚くほど広範囲に流出しています。

各所で急斜面の崩壊、表土流出が起きており、政治ならずも「山は動きだした」の実感があります。

2 尾根筋に咲くヤマユリ

ヤマユリ 2 (242x300)

夏の盛りに映える白いヤマユリはまさしく清涼剤! 
ウィキペディア]によれば、以下の通りです。

「日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。1873年ウィーン万博で日本の他のユリと共に紹介され、ヨーロッパで注目を浴びる。それ以来、ユリの球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつであった。大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも最大級であり、その重みで全体が傾くほどである。花の色は白色で花弁の内側中心には黄色の筋、紅色の斑点がある。花の香りは日本自生の花の中では例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強い。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつける。風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。」

ところで、遅れていたセミが鳴き出しました。
 カナカナと鳴くヒグラシ       http://www.youtube.com/watch?v=PoJ0PTnzbjU
 ジーと鳴くアブラゼミ        http://qpon.quu.cc/musi/jv_abura.htm
  シワシワ(ワシワシ)と鳴くクマゼミ http://www.youtube.com/watch?v=nkSOLukUwj4
  ミンミンと鳴くミンミンゼミ     http://www.youtube.com/watch?v=XnsqJfrSeM0

皆さんはどの鳴き声を聞くと一番暑さを感じますか。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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