第2期林市政スタート

みどり税継続に異議あり 
市長、10日の市会で継続に向け計画案を表明へ


新聞報道によれば林市長は4日に行われた記者会見で、本年度で期限が終了する「横浜みどり税」について、「横浜みどりアップ計画」による緑地保全を引き続き推進するための財源として継続課税する方向で、10日に開かれる横浜市会に事業費を含めた計画案を提示すると表明しました。

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 (朝日新聞横浜版 9月5日)



8月に発行された『濱RYOKU』第16号によれば、「横浜みどりアップ計画」の根幹とされる樹林地保全の実績について「計画前の5倍以上のスピードで保全を推進」とされています。

たしかに緑地保全制度による新規指定面積417.5ha、買い取り対応105.9haと、計画策定前と比較して早いスピードで樹林地を守る取り組みが進められています。
しかしながら目標値(前者は1119ha、後者は151ha)に比較すると新規指定は37%と低く、むしろ厳しい総括と点検こそが求められているのではないでしょうか。

とりわけ市内各所で指定や買い取りが進む一方、中田市政時代に「みどり税」導入のきっかけとなったとされる瀬上沢緑地の開発問題について、市は依然として地権者をたばねる東急建設の顔色をうかがう?ばかりで、明確な保全方針を示していません。

市民一人あたり900円、年間で20億円余とされる貴重な税収入。
ほぼオール与党態勢に近い枠組みで再選された林市長ですが、緑地保全に対する市民の高い関心と支持に応え次世代に豊かな住環境・自然環境を引き継ぐためには、「みどり税継続ありき」ではなく、新庁舎建設計画はじめ公費支出をあらためて見直すとともに、10年後20年後の横浜の「個性ある都市づくり」を見すえた先見性に基づく積極的な施策が求められています。


■資料=「特別緑地保全地区指定一覧」は次の通り。
 (環境創造局作成資料)
Http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/area-green/ryokuchihozen/tokuryokusiteiichiran.pdf

なお4月1日現在の62カ所、計272.6ヘクタールに加え、本年4月1日以降に指定された特緑は次の通り。
・古橋特別緑地保全地区
・西八朔町藤林特別緑地保全地区
・菅田町堀上特別緑地保全地区
・菅田町出戸谷特別緑地保全地区
・上菅田町笹山特別緑地保全地区
・今井町根下特別緑地保全地区
・鶴ケ峰二丁目特別緑地保全地区
・市沢町特別緑地保全地区
・柏町特別緑地保全地区 
・綱島特別緑地保全地区
・池辺町滝ケ谷戸特別緑地保全地区
・池辺町八所谷戸特別緑地保全地区
・上菅田町金草沢特別緑地保全地区
・峰特別緑地保全地区

*上記のうち綱島、池辺町滝ケ谷戸、池辺町八所谷戸、上菅田町金草沢および峰(円海山地区)の5カ所は8月29日に開かれた第129回都市計画審議会で決定された。

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月、新たな動きが…?

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