上郷開発問題:「かくして民意は作られる」(読者投稿から)
神奈川新聞の記事を批判する ブログも「害毒垂れ流し」に加担?
今日午前、東急建設は横浜市役所内の市政記者クラブにおいて「上郷開発」に関する都市計画提案について記者発表を行い、午後には上郷開発に反対し緑地の保全を訴える私たち「署名の会」および「守る会」、さらに「ホタルのふるさと瀬上沢基金」3団体による記者会見が予定されています。
「署名の会」および「守る会」の共同声明文の掲載その他、記者発表の詳細レポートに先立ち、上郷開発問題を伝えた23日付けのブログに対する批判のコメントが寄せられていましたので、誤字修正を除きそのまま転載します。
名前:メディア チェック症
タイトル:かくして民意はつくられる
********************
この新聞の見出しは、読者にあたかも開発が既成事実となってしまったような印象を与えるものであり、記事内容も開発業者の計画を紹介しているだけで、開発に対し以前から緑地の全面保全を求める大きな声が継続してあることには触れず、著しくバランスに欠ける報道である。
メディア記事の見出しの与える影響力は絶大であり、忙しい人は見出しだけ読んで全体を掴んでしまうだろう。
報道側は、この記事は開発業者が動き出したことのみに絞った記事だと主張するかもしれない。
しかし、タイトルに書いたように、かくして民意はつくられるのであり、この記事の所期の目的は達成されてしまうのである。
例えに、篭に飼った鳥に餌を与えるという行為を、餌を情報に替え鳥を人間に置き換えて受身で考えてみると、構図が明らかに見えてくる。
すなわち、情報提供側にとって好ましいと考える情報を、また都合の良いタイミングで恣意的に発信すれば民意の誘導は、いとも容易く行われる。
特定秘密保護法が施行されれば、かくして民意はつくられることとなり、メタボ鳥の一丁上がりである。この新聞社が開発反対、緑地の全面保全を求める大きな民意があることを隠さず、この記事の穴埋めに大きく報道してもらいたいものである。
それにしても、このブログ記事はこの新聞記事に対し何ら抗議の意を表さず、むしろ上記に記した悪影響を拡散している結果となっていると感じるのは、果たしてメディア チェック症の小生の既往症のなせる業か?
◆編集室から
このところブログの訪問者が減り、コメントや掲示板への投稿も少なくなっていただけに、投稿大歓迎です。
事業者である東急建設による時代錯誤?の緑地破壊・開発の動きに注目し、横浜市および市会の対応はじめ関連情報、さらにはこの問題に関するメディアの報道内容などについてどしどしご意見や情報をお寄せください。(「署名の会」広報担当:M&M)
今日午前、東急建設は横浜市役所内の市政記者クラブにおいて「上郷開発」に関する都市計画提案について記者発表を行い、午後には上郷開発に反対し緑地の保全を訴える私たち「署名の会」および「守る会」、さらに「ホタルのふるさと瀬上沢基金」3団体による記者会見が予定されています。
「署名の会」および「守る会」の共同声明文の掲載その他、記者発表の詳細レポートに先立ち、上郷開発問題を伝えた23日付けのブログに対する批判のコメントが寄せられていましたので、誤字修正を除きそのまま転載します。
名前:メディア チェック症
タイトル:かくして民意はつくられる
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この新聞の見出しは、読者にあたかも開発が既成事実となってしまったような印象を与えるものであり、記事内容も開発業者の計画を紹介しているだけで、開発に対し以前から緑地の全面保全を求める大きな声が継続してあることには触れず、著しくバランスに欠ける報道である。
メディア記事の見出しの与える影響力は絶大であり、忙しい人は見出しだけ読んで全体を掴んでしまうだろう。
報道側は、この記事は開発業者が動き出したことのみに絞った記事だと主張するかもしれない。
しかし、タイトルに書いたように、かくして民意はつくられるのであり、この記事の所期の目的は達成されてしまうのである。
例えに、篭に飼った鳥に餌を与えるという行為を、餌を情報に替え鳥を人間に置き換えて受身で考えてみると、構図が明らかに見えてくる。
すなわち、情報提供側にとって好ましいと考える情報を、また都合の良いタイミングで恣意的に発信すれば民意の誘導は、いとも容易く行われる。
特定秘密保護法が施行されれば、かくして民意はつくられることとなり、メタボ鳥の一丁上がりである。この新聞社が開発反対、緑地の全面保全を求める大きな民意があることを隠さず、この記事の穴埋めに大きく報道してもらいたいものである。
それにしても、このブログ記事はこの新聞記事に対し何ら抗議の意を表さず、むしろ上記に記した悪影響を拡散している結果となっていると感じるのは、果たしてメディア チェック症の小生の既往症のなせる業か?
◆編集室から
このところブログの訪問者が減り、コメントや掲示板への投稿も少なくなっていただけに、投稿大歓迎です。
事業者である東急建設による時代錯誤?の緑地破壊・開発の動きに注目し、横浜市および市会の対応はじめ関連情報、さらにはこの問題に関するメディアの報道内容などについてどしどしご意見や情報をお寄せください。(「署名の会」広報担当:M&M)