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上郷開発問題:メディアの捉え方(ある視点)

人口減社会に逆行する大規模な開発計画 
現状分析ふまえ先見的な「まちづくり」を


東急建設による「上郷・猿田地区都市計画提案」について、まもなく記者発表が行われ、私たちの見解もまたメディアに伝えられます。しかし実は記者会見の場に、全てのメディア(市政記者クラブに所属する新聞・テレビ)が参加するかどうかは不明で、またメディアがどこまで私たちの訴えを取り上げてくれるかわかりません。

そこで、この問題を考える参考資料として、この夏の横浜市長選にあたり書かれた一つの記事を紹介します。
事業者による報道資料(広報資料)を無批判に紹介せず、受け止めず、彼我の捉え方、とりわけ疑問視する意見や反対する意見などをふまえた上で報道すること、それが不可欠ですよね。
 ・市街化調整区域における開発のあり方
 ・緑地保全のあり方
 ・コンパクトシティの捉え方
 ・郊外地区の活性化のあり方
 ・みどり税の使い方
 ・都市計画提案制度のあり方
 ・第7回線引き見直しの方向

本ブログでも、さまざまな角度から東急建設の今回の提案(狙い)を分析し、その問題点を明らかにしていきたいと考えています。

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 朝日新聞 8月21日付け神奈川版

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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