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瀬上の森でJクラブが稲刈り 

「瀬上市民の森」の散策や保全に向けた活動の中から昨年10月に設立された市民グループ「縄文自然クラブ」(岡田光郷代表)が、10月12日(休)の朝9時から同市民の森の一画で稲刈り作業を行い、会員やサポーターら約20人が参加しました。

市民の森エリア内の耕作放棄地のうち約200平方メートルの水田跡地を横浜市から借り受け6月から稲を育ててきたもので、9月26日(土)に続きこの日は古代米とモチ米の刈り取り。
馴れない仕事ながら、地元農家の方をコーチ役に前回を格段に上回るカマさばきで、たわわに実った稲を次々と刈る人、束ねてハサに干す人。

2稲刈り_20091012185032
4稲刈り_20091012185314

9時過ぎから始められた作業は1時間あまりで無事終了し、あとは25日(日)の脱穀作業を待つのみ。11月には「収穫祭」を開くそうですので、脱穀作業や保全活動に関心のある方はぜひ散策がてらお出かけくださいとのことです。問い合わせは同クラブの箱山さん832-2275へ。

3稲刈り_20091012185153
カメラの角度が悪いですねえ。こんなハサがぐるり4面も
あるんですね。豊作の予感?

なお以下は9月26日(日)に行われた第1次稲刈りを報じた『タウン新聞』10月8日号
稲刈りニュース20091012200705

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今年の稲の作柄

農林水産省発表(10月2日)によれば、今年の稲の作柄は次の通りです。

9月15日現在における水稲の作柄は、北海道では、7月中・下旬の低温等の影響により不稔もみの発生が見られ、都府県では、7月から8月上旬の日照不足等の影響を受けたことから、8月中旬以降おおむね日照が確保されているものの、全国の10a当たり予想収量は521㎏(作況指数98)が見込まれる。

もっとも縄文自然クラブさんは初チャレンジ、しかも現地は長年放置されてきた谷戸の田なので出来不出来は論外のようです。
ワクワク、どきどき。25日(日)の脱穀が楽しみですね。

「はさ」って何?

何の疑問もなく「ハサ」と書いたところ、「ハサって何?」と聞かれたのですね、ある人から。そうか、根っからの都会人には馴染みのない言葉ですよね。
でも、かく言うぼく自身、漢字でどう書くのか忘れていたので、慌てて調べました。
 はさ=稲架 《挟(はさ)む、の意。「はざ」とも》
「竹や木を組んだ、刈った稲を掛けて乾かす設備。稲掛」とYahoo辞書にはあります。
何を隠そう、ぼくの生地はかつては日本一の穀倉地帯と言われた越後の蒲原平野の一寒村。子供のころはいつも夏休みを母の実家で過ごしていたので、稲刈り後の光景こそ多少縁遠いものの、ハサという言葉は生活の中にあったのですね。

もっとも、より厳密に言えば、蒲原平野で稲を干すのは「田茂木」(たもぎ)が主流だったような気がします。
いずれにしても「ハサ」にせよ「たもぎ」にせよ、もう×十年も忘れていた存在ですが、今回たまたま稲刈りのお手伝いをし、25日には初めて脱穀の現場にも立ち会えるようなので楽しみです。

No title

11月5日、茨城のインターチェンジで、銘柄が「上郷米」という米があることを発見しました。

「上郷米」のこと

茨城のインターチェンジで「上郷米」を発見とのコメントに驚き、早速調べてみたところ、9月6日付けで以下のような記事が見つかりました。

秋の味覚といえば誰もが思い浮かぶのが栗! 友部は栗の生産日本一!(中略)
そして新米の季節でもありますね。友部SA上りでも、地元岩間の自然豊かな水を使用して育てた「上郷米」の新米が出来上がりました。甘くて艶のある新米はおかずがいらないかも?(#^.^#)
5㌔ 2,800円 10㌔ 5,300円です。

ふむふむなるほど。10キロ5300円とは、けっこうなお値段ですね。で、この岩間町とはその昔、笠間市に吸収合併された町のようです。

上郷小町?

インターチェンジではなく、サービスエリア(SA)でした。友部です。
そのあたりから筑波山がみえて、あそこで水戸天狗党が決起したんだよねとかいう会話がありました。わが上郷たんぼからの米は「地球環境にやさしい上郷小町」とかいう銘柄にして、バザー、オークション、フリマに出品したら大いに売れるんではないか、という勝手な妄想をいだきました。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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