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上郷開発NO! 地元議員の動き

上郷の緑保全、がんばるぞー  石渡議員、広報チラシで心強いメッセージ

東急建設による上郷開発計画の申請を受け横浜市による都市計画提案制度に基づく説明会の開催が近づく中、地元栄区選出の石渡ゆきお(由起夫)市議が2月末に配布の広報紙『がんばるぞー通信』第25号で、守る会および署名の会、瀬上沢基金の3団体連名による緑地の全面保全を求める陳情について大きく紹介しています。

通信の中で石渡議員は「栄区や港南区では人口減が著しく緑地を壊してまで住宅を開発する必要性が感じられない」「子や孫たちにこの貴重なみどりや自然を残していくためにこの開発を認めてはいけない」と私たちの訴えに共感、「私も多くの市民の方々の声を聞いてきましたが、そのほとんどが開発は必要ない、みどりを残してほしいというものです」と記しています。


■資料:石渡議員の広報紙1面

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資料:同2面


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同議員に近い地元関係者によればこの広報紙は栄区内で約4万部配布されているそうで、区民から共感の声が多数寄せられているそうです。

一方では「開発が計画されている土地は、あくまでも個人の持ち物。その方たちの意志を尊重しなければいけない」などと、社会経済情勢の変化や3・11東日本大震災以降の土地(宅地)造成をめぐる様々な状況変化、さらには市街化区域と市街化調整区域という都市計画&開発の基本を定めた法や条例・提案制度の主旨をはき違え、私権最優先?で大規模開発容認の考え方を吹聴するチラシが出回っている中で大いに注目されます。

地権者の私権や訴えを尊重しつつも、どういう形で貴重な自然環境を守り、住みよい「まちづくり」を進めていく合意形成ができるのか。市や市会、そして私たち市民の「知恵」が問われているのではないでしょうか。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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