上郷開発NO! アセス審査会速報
大規模な「盛土」を問題視
28日のアセス審、液状化や揺れの危険性指摘の声あいつぐ
28日(金)午後、横浜市環境影響評価審査会(アセス審)が開かれ、前回に引き続き「上郷開発事業に関する修正届」についての審議が行なわれましたが、事業者である東急建設との質疑応答後のとりまとめで、会長の佐土原聡:横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授(都市環境工学)は、「今回の提案ではものすごく盛土が多いのが気になる。揺れの検討などが不可欠だ」などと締めくくりました。
1時間余にわたる質疑応答では、他の委員からも開発予定エリアの地形的特質から盛土や液状化問題などについての懸念が示され、次回4月23日(水)の審査会における東急建設の対応(弁明?)が注目されます。
最新の住宅統計データによれば横浜の住宅総数は約166万戸、そのうち実に1割にあたる16万戸が空き家状態です(栄区は5万4000戸のうち5600戸が空き家!)。注:H25年3月刊「第91回横浜市統計書」から
郊外住宅地における高齢化や空き家の増加が社会問題となっている中で「線引き見直し」を求め、市街化を抑制すべきとされている市街化調整区域を新たに市街化区域に編入、しかも大量の土砂を外部から搬入した盛土による造成地の上に商業施設や医療施設などの建設を認めることは、風水害や震災による深刻な被害発生時には行政当局の責任問題にも直結するだけに、引き続きアセス審の審査また評価委員会への動きを厳しくフォローしていきます。
そこで登場、トラック野郎!
10トンダンプの土砂積載量は6.5立方メートル(㎥)。上郷の造成(盛土)には何台必要?(次回詳報予定)
28日のアセス審、液状化や揺れの危険性指摘の声あいつぐ
28日(金)午後、横浜市環境影響評価審査会(アセス審)が開かれ、前回に引き続き「上郷開発事業に関する修正届」についての審議が行なわれましたが、事業者である東急建設との質疑応答後のとりまとめで、会長の佐土原聡:横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授(都市環境工学)は、「今回の提案ではものすごく盛土が多いのが気になる。揺れの検討などが不可欠だ」などと締めくくりました。
1時間余にわたる質疑応答では、他の委員からも開発予定エリアの地形的特質から盛土や液状化問題などについての懸念が示され、次回4月23日(水)の審査会における東急建設の対応(弁明?)が注目されます。
最新の住宅統計データによれば横浜の住宅総数は約166万戸、そのうち実に1割にあたる16万戸が空き家状態です(栄区は5万4000戸のうち5600戸が空き家!)。注:H25年3月刊「第91回横浜市統計書」から
郊外住宅地における高齢化や空き家の増加が社会問題となっている中で「線引き見直し」を求め、市街化を抑制すべきとされている市街化調整区域を新たに市街化区域に編入、しかも大量の土砂を外部から搬入した盛土による造成地の上に商業施設や医療施設などの建設を認めることは、風水害や震災による深刻な被害発生時には行政当局の責任問題にも直結するだけに、引き続きアセス審の審査また評価委員会への動きを厳しくフォローしていきます。
そこで登場、トラック野郎!


10トンダンプの土砂積載量は6.5立方メートル(㎥)。上郷の造成(盛土)には何台必要?(次回詳報予定)