上郷開発NO! 公聴会問題

公述申出、2500を越す 
公聴会で開発反対11万余の声どう反映? 市の判断に注目

開発賛成への働きかけ効を奏す?
今週に入って林市長名で公聴会に関する「抽選会のお知らせ」の通知が公述申出人宛てに届き、多くの疑問の声が寄せられています。

4月8日付けの神奈川新聞が「地権者らが開発賛成の公述申出書1124通を横浜市に対して提出」とのニュースを大きく載せ、さらには「8日の19時ごろ市営地下鉄の電光ニュースで、上郷の地権者らが公述人申請書を市に提出したとのニュースを見た」との知らせも市民から届き、その数の多さやメディアの扱いに驚き、「地権者を束ねる東急建設のバックアップによる?」との疑念をいだいていたのですが、市長名の通知によれば公述申出者はなんと2518通に達したというのです。

私たち署名の会・守る会もまた常連メンバーはじめ活動を有形無形に支援してくださる市民の皆さんに対して公述申し出を呼びかけ、その一部を都市計画課にまとめて届けましたが、その数や一部でメンバーが重なる瀬上沢基金による公述申出者数を加算(推測)しても、到底2000通を越えるとは予測できませんでした。
なぜなら、開発に反対していても平日の夜、桜井小学校に出向き、多くの市民の前で意見を述べることはけっこう勇気のいることだから。

とすると現段階では賛否の比率は不明ながら、開発賛成の意見が急増? 
考えられるケースは以下の通りです。
 1 100名に満たない地権者がさらに公述申出者を集めた
 2 開発に賛成する地元市議が後援者に公述申出を告知した成果
 3 東急建設が組織的に公述申出者を集めた
 4 他の瀬上関連の市民団体による公述申出

輿石市議も公述申出に言及
こうした中で先月区内全域で配布された市会こしいしかつ子(輿石かつ子)議員の市政レポート24号に注目!
輿石市議は上郷開発問題について「上郷都市計画 ~総合的な判断で 厳しい条件で住民の暮らしと緑を守る!」との大見出しを掲げ、B4両面の大半を費やして計画に賛成する立場から論陣を張っています。
・私に対しても「計画を早急に進めて欲しい」「できる限り緑を守るよう」といった様々な声が寄せられます。
・私は地区住民の利益を最優先に考えるよう横浜市に要望し、また計画の提案元である東急建設に対しては(略)緑地保全や生物多様性に関する継続的な取組や地域交通の利便性向上を目指した検討を条件に、基本的には賛成する立場でこの問題に挑みたい。 ……等々

さらに「緑の保全VS開発ではない」という見出しを掲げた部分では、「最終的には、ここに土地を持つ地権者のみならず、関わったすべての方々が少しずつ痛みを分かち合い、しかし全員がより多くのメリットを享受できるように力を寄せ合えることを理想と考えます」と述べ、同じ紙面で20日の公聴会に向けて公述問題を支持者に告知しているのですね。

「地区住民の意見を最優先するよう横浜市に申し入れた」ウンヌンとの記述、それはそれで「正論」なのですが、実は輿石市議の意見は……割り引いて受け取る必要があるのです。

「地権者の一員」であることに触れず…
輿石議員ははっきりと「私もその一員だけれど、地権者の意見を最優先するように申し入れた」と利害関係を明らかにすべきではないでしょうか。
なぜなら輿石市議が選挙の地盤を引き継いだのは実姉の角田宏子元市議、宏子元市議はその父である故角田和宏氏の地盤を引き継いだこと、そして実は故角田和宏氏名義の土地が舞岡上郷線沿線の一等地にあり、輿石議員はいわば開発認可によってモロに利益を受ける当事者の立場にある可能性大なのです。

今回「守る会」に寄せられた上郷開発計画に反対し緑地の全面保全を求める署名への賛同は、栄区における大桑・輿石・石渡3市議の支持者・支援者の枠を大きく超える広がりをもち、前回署名数をはるかに上回り、郊外区における環境保全問題への市民の関心の高さを物語るものとなりました。輿石議員の支援者にも開発に反対する区民が多数いると私たちは考えています。

こうした状況をふまえるなら、輿石議員は区民の一方の代表者であることは事実としても上郷開発問題に関しては公正な第三者ではなく、まさに利害関係者そのもの……そうした事実を市民の前に明らかにした上で開発への賛否を表明すべきではないでしょうか。

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 輿石リポートの一部。自らが地権者?という立場を明らかにすべきでは?

賛否の意見によって公述人を10名程度に振り分けるという20日の公聴会。
横浜市の建築局都市計画課がどういう比率で公述申出を決めるか、行政の公平・公明性を考える上で、その判断が注目されます。

■資料(情報公開請求に基づき横浜市から開示された上郷開発計画に関する文書の中に下記の記述がありました)

所有者番号24(東急提案の申請者の整理番号)
 所有者 角田和宏  注:旧地名表記のままです。
 住所 戸塚区上郷町1111   
 所有する土地 戸塚区上郷町深田461~469
 地目 田
 面積 1544.07㎡
 登記簿確認日 平成25年12月3日 
 仮登記あり(東急に売買済み)
 相続登記なし(所有者の住所が戸塚区上郷町1111のまま変更なし)

注:相続は行われたが未登記。被相続人の遺産をどのように角田夫人や姉妹などご遺族が分割協議したかはわかりません。

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原発問題の「ヤラセ」と同じ構図だ

なるほどねえ、輿石という議員は第三者面して開発の利点をあげ賛成意見の公述を支持者に訴えたというわけか。
でもなあ、地元の人間は地権者やその家族でもなければ、そんなことに同調するとは思えない。やっぱり東急建設が社員や下請け・孫請けなどに手をまわしてかき集めたんじゃないの?
だってあそこが開発され大型ショップができたら、庄戸や桂台のスーパーや商店はお手上げ、すぐ閉鎖されるにきまっている。つまり地元関係者は自分にとってマイナスだろうよ。
原発の公聴会で電力会社の関係者が次々と発言したようにゼネコンならやりかねないやね。もっとも、証拠がないと弱いから、横浜市の建築局や市民局の良心的な職員の内部告発があるといいなア。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月、新たな動きが…?

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