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上郷開発NO! アセス審批判―3(討議資料篇=続:増補版)

馬脚を現わしたアセス審委員 ~会議録の「差別的表現」批判の投稿から 

7月1日の深夜、日付が変わる直前に「アセス審批判2」のコメント欄に署名の会の有力メンバーのひとりから「瓜田(うりた)」さん名義の投稿が届いていました。
「深田」ではなく「瓜田」(笑)。桃(李)でも西瓜(すいか)でもなく瓜(うり)泥棒?
……東急建設との密接な関係を疑われる委員に対して「李下に冠を正さず」をもじったようですが、HPと異なりブログではなかなかコメントや掲示板への投稿は注目されないので、2分載されたアセス審のあり方、とりわけ菊本委員のスタンスについて広く論議を喚起するため全文をそのまま掲載します。(編集部)


馬脚を現わした!  by 瓜田(うりた)さん
とうとう馬脚を現わしたというべきか、本音が流露されたというべきか。
地盤工学の専門家としてアセス審査会のメンバーとして上郷開発の審査に当たってきた菊本統委員。「この地区の液状化は適切な調査、設計、施工をすれば防止できる。環境保護の観点で開発に反対するブログは盲目的かつ一方的」と、瀬上保全の活動を展開してきた運動について差別語を使って批判した。審査会委員としては答申を求められていない場外乱闘の発言。審査会の席上配布された前回審査会の会議録の一節である。
さらに審査会のテーマとして現に審査しているにも関わらず「事業計画に反対するなら盛土の安全性に論点をすり替えずに環境保護の観点で訴えるべきだ」と地盤沈下への懸念は環境保護のテーマではないとお角違いの市民運動への説教に及んだ。そして「地盤の安定の観点から周辺住民の不安を煽り、反対運動を起こすことは正しいやり方ではない」と、市民運動の「正しいあり方」にまで言及する始末。これこそ小さな親切、大きなお世話というほかない。

飛び出した差別的言語
菊本統氏は東急建設の盛土造成が「安全とする見解」を事務局に代読させ、アセス審査会の公開性に疑問を抱かせた。しかも東急建設といっしょに特許申請を行っているにもかかわらず東急の都市計画提案にジャッジを下した。利益相反行為である。審査を辞退すべきであった。勘ぐれば彼が東急建設にアドバイスをしていないとは言い切れないのである。
また講演で横浜の盛土地帯は安全でないから「逃げろ」と危険を煽りながら、なぜか瀬上だけは安全と言い切った。そして「盲目的」という差別的表現が飛び出したのである。菊本委員によれば瀬上保全を求める市民運動は「盲目的」なのである。
この差別的表現についてアセス事務局は問題視することなく、アセス審査会でも何の異議もなく承認された。驚くべき鈍感、というほかない。「反対派は地球の裏側へ行け」と云ったヘイトスピーチ的公述事件に対してもなんら遺憾の意も表明できなかった公聴会で都計課は驚くべき鈍感さを見せつけた。「とにかく開発」という歪んだ流れが人権に対して無感覚という土壌を生みだしているのである。沈黙しているわけにはいかない。


■増補版掲載コメント

 「産学共同」を戒めたは、今は昔  by 旋毛曲(つむじのまがり)さん

瓜田(うりた)ではなく「瓜田=かでん」さんでしょう、という投稿が2日の夜に届いていました。
「利益相反」問題についても言及されています。アセス審の市長宛ての答申の掲載に先駆けてご紹介します。(編集部)


投稿者名の瓜田は、「瓜田に履を納れず(瓜田にくつをいれず)」という「李下に・・」と対をなす中国の故事成語から洒落たものと思われます。

各大学の利益相反対策を紐解くと「産学共同」を戒めたのは昔日の話し、今や「産学官連携」として堂々と、共同して利益を追求して何が悪いといった状況です。

ある大学の利益相反対策には「企業との経済的利益関係それ自体が否定的に評価されるべきものではありませんが、利益相反が具体的な弊害につながる懸念は否定できません。なお、利益相反による弊害の状態には、実際に弊害が生じている状態だけではなく、弊害が生じる可能性を想定しうる状態や、第三者から弊害が生じているかのごとく見られる状態も含まれます。」と周りの目に気を付けながら、上手く立ち回れとも言っているようです。

次のURLには「産学官連携を推進するにあたり利益相反は忌むべきものではない!」と、あからさまな連携の実態が記されています。
http://www.kosen-k.go.jp/information/rieki-sangaku.pdf
2014-07-02 20:46 旋毛曲(つむじの曲がり) URL 編集

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「産学共同」を戒めたは、今は昔

投稿者名の瓜田は、「瓜田に履を納れず(瓜田にくつをいれず)」という「李下に・・」と対をなす中国の故事成語から洒落たものと思われます。

各大学の利益相反対策を紐解くと「産学共同」を戒めたのは昔日の話し、今や「産学官連携」として堂々と、共同して利益を追求して何が悪いといった状況です。

ある大学の利益相反対策には「企業との経済的利益関係それ自体が否定的に評価されるべきものではありませんが、利益相反が具体的な弊害につながる懸念は否定できません。なお、利益相反による弊害の状態には、実際に弊害が生じている状態だけではなく、弊害が生じる可能性を想定しうる状態や、第三者から弊害が生じているかのごとく見られる状態も含まれます。」と周りの目に気を付けながら、上手く立ち回れとも言っているようです。

次のURLには「産学官連携を推進するにあたり利益相反は忌むべきものではない!」と、あからさまな連携の実態が記されています。
http://www.kosen-k.go.jp/information/rieki-sangaku.pdf

ウリタそれともカデン?

このところコメント欄への書き込み(投稿)のチェックが夜なべ仕事に加わり、早や午前2時……。
瓜田さんは「ウリタ」ではなく「カデン」ではという解説がらみのコメントの紹介(転載済み)ついでに紹介すれば、「瓜田純士=ウリタジュンシ」というタレントがいるのですね。利益相反どんと来い!という感じの元アウトローとか。でちなみにコメントを寄せたウリタさんはその元アウトロー氏とは全く関係ないと確認済みです。いやはや。

横浜市のレベル

この会議録を読むと丁寧な説明調の語り口ではある。しかし、所々に差別的用語を駆使し、環境保全を望む民間団体に対し、専門家に向かって何を言うかといった、全くの上から目線で述べられ、かつ余計なことに言及している。大変失礼な論旨である。

この緑地保全の団体は、生物多様性や古代製鉄遺跡の保存を訴えるのと同様に、先日の福井地裁の判決文にあった「国富(国民が不安なく安寧に日常を送っていること)」を借りるまでもなく、安全性に不安が残る土地の市街化造成について素朴な疑問から、将来に禍根を残さなくて済むよう、今なら止めることができるこの開発を止めてもらいたいと願っているのだ。

これまで何回、災害を被ってから「想定外であった」と過去の知見が不十分であったことを思い知らされたことであろう、専門知識を有さない一般市民の方が自然に対し謙虚である。専門家の学説に懐疑的なのは当然である。

会議録のこの部分は、市の事務局が作成し審査会の全メンバーが承認した公式の文書とはとても思えない。
また、審査会も大学の先生が大多数を占めているが、他の一委員が発言したこととして、ことの重大性を看過してしまったのかも知れない。
都議会におけるヤジ発言に対しても、外国の反応を見て初めて気づくような感性は、いかんともしがたいものである。

しかし、ブログに記されたこの反論だけで決して済ませてはいけないと考える。

やがてネットでアップされるこの会議録を第三者が読んだとき、民間団体がこのような悪し様な言いかたで言及されていることについて、不快感を感じ横浜市やアセス審査会はこんレベルと見限ればよし、感じなければ官尊民卑の旧態依然とした風土が継続して行ってしまうという由々しい問題が生じてしまうからだ。

この地盤工学の専門家は優秀な学者らしい。記憶力・理論的思考力・解析能力など抜群であろうと推察するが、未だ人生経験が十分ではないと思われる。
ここはひとつ春秋に富むこの有能な学者の成長を願うこととして、この民間団体には彼個人には矛先を向けず、公の会議録をものした横浜市に訂正を求める大仕事が残されていると考える。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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