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上郷開発NO!  討議資料:岐路に立つ横浜市政

痛恨の極み、繰り返すな…  新しい状況をふまえ提案却下の英断を!

東急建設による「上郷開発事業計画」の採否を審議する横浜市の都市計画提案評価委員会(委員長は建築局長)が10月24日に開かれるのを前に、急遽20日に「署名の会」と「守る会」が連名で提出した林市長宛ての陳情書に対し、31日付けで市長名の回答が届きました。

率直な感想として、今回もまた私たちの具体的な質問に対し抽象的な「木で鼻をくくったような返答」が届きました。
陳情書は広島における土砂災害や台風18号による市内の死亡事故あるいは集中豪雨による浸水など、直近の自然災害多発をふまえ、環境影響評価(アセス)の不備・不足はじめ重要な問題点を具体的に指摘し、評価委で十分な審議を行なうよう求めたにもかかわらず、「公聴会での市民の皆様のご意見とともに…様々な観点から提案内容を評価し…慎重に判断していきます」ウンヌンと、お役所流儀の言い回しで返答しています。

しかし、20日付けの神奈川新聞の社説が指摘するように、先の土砂災害による死亡事故では約3年7カ月もの間、違法状態を放置した「市側の不備」が明らかになり、「行政には市民の命を守る『最後のとりで』としての気構えを持ち、万全の態勢づくりを急いでほしい」、また「行政職員には、一つのミスや気の緩みが重大な結果を引き起こしかねないことをあらためて胸に刻んでほしい」という、パブリック・サーバントへのごく当たり前ながら極めてベーシックな要望・注文に私たちも同意します。

この間私たちは、本件都市計画提案にかかわる関連部局の担当職員はじめ多くの市職員や市民と意見交換してきましたが、皆一様に「広島の事故の後だったらアセスの審査結果は違う形になっていたのでは?」と、市街化調整区域の緑地として近隣の住環境・自然環境を育んできた開発予定地の地理・地形、液状化や崖崩れなど宅地造成上の懸念に同調します。

「痛恨の極み」を繰り返さないために、横浜市政はあらためて東急建設による上郷開発計画の問題点を洗い出し、緑地としての保全へと大きく舵を切ろうではありませんか?



■資料1:林市長からの回答=10月31日付け
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■資料2:署名の会・守る会/市長宛ての陳情書=10月20日付け

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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