上郷開発NO! 市民からの便り
台風18号であわや浸水の恐怖 柏尾川流域から上郷開発問題を考える
守る会の世話人であるOさん宛てに届いたメールを紹介します。
先の台風18号の雨で目の前の柏尾川が溢れそうになったという恐怖の経験から、「上郷の緑を守る」ことへの思いを綴り、寄せられたものです。(編集部)
*イメージ写真
ご無沙汰しています。もう1ヶ月以上もたってしまいましたが、台風18号の経験は、「上郷の緑を守る」の思いを強くさせるものでした。
我が家は、柏尾川に面しています。今回の18号台風は、あわや浸水かと肝を冷やしたのでした。
交通網が完全麻痺となった10月6日(月)朝。自宅前の堤防(擁壁)の継ぎ目からは、噴水のように水が飛び出し、対岸の鎌倉側の道路は、冠水していました。溢水のみならず、下水や側溝からも水が溢れ出していたのです。川の水位は、擁壁の最高位から1ブロック半を残すのみとなっていて、言い知れぬ恐怖を覚えました。
その後、柏尾川について少し調べてみました。東側(海に向かって左側)に支流の多いことを知りました。主に、港南区、戸塚区、栄区に源を持つとも言えるでしょう。その水源の一つに瀬上沢があります。その瀬上沢に、大規模宅地開発が提案されております。しかも貴重な緑地を利用、削減しての計画と聞いています。
私の住む地域は、柏尾川の川底を1メートル下げる工事が完了して、約10年経っておりますが、上流で保水力が低下してしまうと、せっかくの川底低面下が機能しなくなってしまうように思えます。
栄区内では、国有地の払い下げによる宅地造成や、小規模宅地造成も散見でき、治水治山の観点からは、大丈夫かしら、と不安になってしまいます。
又、柏尾川最下流域の他2市にも被害が及ぶのでは、と危惧されます。
《編集部注》
上の写真はサイトから転載した10・6の資料映像で、柏尾川ではなく濁流に襲われたいたち川。
なお栄区周辺の河川の水系は次の通り。(「いたちかわらばん」から)

守る会の世話人であるOさん宛てに届いたメールを紹介します。
先の台風18号の雨で目の前の柏尾川が溢れそうになったという恐怖の経験から、「上郷の緑を守る」ことへの思いを綴り、寄せられたものです。(編集部)

ご無沙汰しています。もう1ヶ月以上もたってしまいましたが、台風18号の経験は、「上郷の緑を守る」の思いを強くさせるものでした。
我が家は、柏尾川に面しています。今回の18号台風は、あわや浸水かと肝を冷やしたのでした。
交通網が完全麻痺となった10月6日(月)朝。自宅前の堤防(擁壁)の継ぎ目からは、噴水のように水が飛び出し、対岸の鎌倉側の道路は、冠水していました。溢水のみならず、下水や側溝からも水が溢れ出していたのです。川の水位は、擁壁の最高位から1ブロック半を残すのみとなっていて、言い知れぬ恐怖を覚えました。
その後、柏尾川について少し調べてみました。東側(海に向かって左側)に支流の多いことを知りました。主に、港南区、戸塚区、栄区に源を持つとも言えるでしょう。その水源の一つに瀬上沢があります。その瀬上沢に、大規模宅地開発が提案されております。しかも貴重な緑地を利用、削減しての計画と聞いています。
私の住む地域は、柏尾川の川底を1メートル下げる工事が完了して、約10年経っておりますが、上流で保水力が低下してしまうと、せっかくの川底低面下が機能しなくなってしまうように思えます。
栄区内では、国有地の払い下げによる宅地造成や、小規模宅地造成も散見でき、治水治山の観点からは、大丈夫かしら、と不安になってしまいます。
又、柏尾川最下流域の他2市にも被害が及ぶのでは、と危惧されます。
《編集部注》
上の写真はサイトから転載した10・6の資料映像で、柏尾川ではなく濁流に襲われたいたち川。
なお栄区周辺の河川の水系は次の通り。(「いたちかわらばん」から)
