上郷開発NO! 評価委決定批判(2)
横浜市の対応を批判 7・19街宣で評価委の問題点をアピール
気象庁によれば19日(日)、関東甲信地方は西日本各地に先駆けて「梅雨が明けたとみられる」と発表。関東甲信地方の梅雨明けは昨年より2日早く、平年より2日早かったそうです。
で、19日~20日と朝からすっきりとした青空が広がり気温もグングン上昇、江ノ島はじめ湘南海岸の海水浴場にはど~んと家族連れが繰り出したのですね。
う~ん暑い! そんな、まことに厳しい連休中日の19日の夕方、守る会・署名の会の合同チームは港南台駅頭で街宣を敢行。
夏休みに入ったこともあってか人出はいつもの午前中の倍といった感じで、上郷開発問題の進展を気にかけている人も多く、1時間足らずで400枚強のチラシを配付できました。
しかし、話し込んだ人の約半数は、開発が決まってしまったように受け止めている様子でした。「上郷開発はまだ決定されていない」ことの発信は十分に効を奏したと考えられます。激励の声もたくさんいただきました。
参加人数:9名、カンパ:1,100円。皆さん、お疲れさまでした。
ここ1週間の天気は晴れ、最高気温は連日33~34度と厳しい暑さが続くようです。でもあいかわらず大気が不安定で、急な集中豪雨や雷雨に注意が必要なようです。
というわけで、東急建設による上郷開発予定地の「問題点」についてあらためて問うため、当月の街宣チラシに加え、お伝えしそこなっていた土砂災害に関する6月27日付け神奈川新聞の記事を掲載します。
■守る会:7月街宣チラシ表面

横浜市が土砂災害警戒情報の発表にあわせて周辺住民に避難勧告を出すとしていた崖地52のうち12カ所が市有地であることがこの記事で報じられています。


◆関連情報
下は市の土砂災害関連情報ページで「危険な兆候」を示すイラスト。

また、例えば今月3日には下のような「横浜市河川水位情報」が発信されているのですね。
以下の観測地点で河川の水位がはん濫注意水位を超えました。
【発表時刻】03日09時25分
【城山橋(いたち川)】1.81m↑ (上昇中)
【発表時刻】03日09時55分
【水神橋(いたち川)】 2.00m→ (横ばい)
幸い、いずれも数時間後には注意報は解除されたのですが、昨今の異常気象を考えれば川の上流に位置する上郷・瀬上の樹林地&緑地(市街化調整区域)における大規模な宅地造成を認めるなんて、市の都市計画提案評価委(座長は建築局長)の対応は昨年の広島市、さらにまた横浜における土砂災害被害から何を学んだ?との批判必至です。
なお横浜市の防災情報の詳細は次のサイトでご覧ください。
http://www.bousai-mail.jp/yokohama/
■解説=広島における土砂災害事故とは?
昨年8月20日の未明、局地的な短時間の大雨によって広島市安佐地区などの住宅地後背の山が崩れ、同時多発的に大規模な土石流が発生し大きな被害が出ました。
同市災害対策本部のまとめでは、22日時点で少なくとも土砂崩れ170か所、道路や橋梁への被害290か所が確認され、死者74人、重軽傷者44人に上ったそうです(広島県災害対策本部、9月19日16時発表)。
この死者74人という数は、国土交通省の発表によると土砂災害による人的被害としては過去30年間の日本で最多であり、1983年7月に島根県西部で87人が死亡・行方不明となった豪雨(昭和58年7月豪雨)による土砂災害以来の大きな人的被害となりました。
上郷開発事業計画案を審議した横浜市環境影響評価審査会(アセス審)がこの土砂災害事故以後に開かれていたら、外部からの大量の土砂搬入による盛土を前提とする宅地造成に対する批判・疑問の意見が高まり、答申の内容が違っていただろうとの意見が関係者から出ています。
気象庁によれば19日(日)、関東甲信地方は西日本各地に先駆けて「梅雨が明けたとみられる」と発表。関東甲信地方の梅雨明けは昨年より2日早く、平年より2日早かったそうです。
で、19日~20日と朝からすっきりとした青空が広がり気温もグングン上昇、江ノ島はじめ湘南海岸の海水浴場にはど~んと家族連れが繰り出したのですね。
う~ん暑い! そんな、まことに厳しい連休中日の19日の夕方、守る会・署名の会の合同チームは港南台駅頭で街宣を敢行。
夏休みに入ったこともあってか人出はいつもの午前中の倍といった感じで、上郷開発問題の進展を気にかけている人も多く、1時間足らずで400枚強のチラシを配付できました。
しかし、話し込んだ人の約半数は、開発が決まってしまったように受け止めている様子でした。「上郷開発はまだ決定されていない」ことの発信は十分に効を奏したと考えられます。激励の声もたくさんいただきました。
参加人数:9名、カンパ:1,100円。皆さん、お疲れさまでした。
ここ1週間の天気は晴れ、最高気温は連日33~34度と厳しい暑さが続くようです。でもあいかわらず大気が不安定で、急な集中豪雨や雷雨に注意が必要なようです。
というわけで、東急建設による上郷開発予定地の「問題点」についてあらためて問うため、当月の街宣チラシに加え、お伝えしそこなっていた土砂災害に関する6月27日付け神奈川新聞の記事を掲載します。
■守る会:7月街宣チラシ表面

横浜市が土砂災害警戒情報の発表にあわせて周辺住民に避難勧告を出すとしていた崖地52のうち12カ所が市有地であることがこの記事で報じられています。


◆関連情報
下は市の土砂災害関連情報ページで「危険な兆候」を示すイラスト。

また、例えば今月3日には下のような「横浜市河川水位情報」が発信されているのですね。
以下の観測地点で河川の水位がはん濫注意水位を超えました。
【発表時刻】03日09時25分
【城山橋(いたち川)】1.81m↑ (上昇中)
【発表時刻】03日09時55分
【水神橋(いたち川)】 2.00m→ (横ばい)
幸い、いずれも数時間後には注意報は解除されたのですが、昨今の異常気象を考えれば川の上流に位置する上郷・瀬上の樹林地&緑地(市街化調整区域)における大規模な宅地造成を認めるなんて、市の都市計画提案評価委(座長は建築局長)の対応は昨年の広島市、さらにまた横浜における土砂災害被害から何を学んだ?との批判必至です。
なお横浜市の防災情報の詳細は次のサイトでご覧ください。
http://www.bousai-mail.jp/yokohama/
■解説=広島における土砂災害事故とは?
昨年8月20日の未明、局地的な短時間の大雨によって広島市安佐地区などの住宅地後背の山が崩れ、同時多発的に大規模な土石流が発生し大きな被害が出ました。
同市災害対策本部のまとめでは、22日時点で少なくとも土砂崩れ170か所、道路や橋梁への被害290か所が確認され、死者74人、重軽傷者44人に上ったそうです(広島県災害対策本部、9月19日16時発表)。
この死者74人という数は、国土交通省の発表によると土砂災害による人的被害としては過去30年間の日本で最多であり、1983年7月に島根県西部で87人が死亡・行方不明となった豪雨(昭和58年7月豪雨)による土砂災害以来の大きな人的被害となりました。
上郷開発事業計画案を審議した横浜市環境影響評価審査会(アセス審)がこの土砂災害事故以後に開かれていたら、外部からの大量の土砂搬入による盛土を前提とする宅地造成に対する批判・疑問の意見が高まり、答申の内容が違っていただろうとの意見が関係者から出ています。