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上郷開発NO! 瀬上沢の自然再見

瀬上池の「かいぼり」見学しませんか?  12日10時~12時公開されます

いよいよ明日12月12日(土)の朝から瀬上池の「かいぼり」が実施され、この間、環境改善工事のため立ち入り禁止となっていた瀬上沢~瀬上池ルートの工事エリアが市民に開放されます。

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瀬上池の紅葉(2013年12月2日)。今年はぐーんと鮮やかな紅葉だったはず

「かいぼり」を実施する市の環境創造局の事前の広報によれば雨天中止ですが、幸い明日は「晴れのち曇」の予報。
しかも今日の関東地方は12月としては記録的な大雨となった上、気温も記録的。雨があがった10時前から気温がグングン上がり、横浜の午後2時までの最高気温は23度7分と、12月としては観測史上最も高くなったそうです。
一転、明日は11度~15度と下がるようなので暖かい服装が必要ですが、瀬上池の紅葉・黄葉狩りもかねて、いざ瀬上沢散策へ!(今日の強風ですっかり散ってしまったかも?)

以下、『タウンニュース』12月3日号の紹介記事を転載します。

瀬上池でかいぼり  見学する絶好の機会
 瀬上市民の森の中にある瀬上池で12月12日(土)、かいぼり(※)の見学会が行われる(雨天中止)。主催は横浜市環境創造局。瀬上市民の森愛護会、瀬上さとやまもりの会、栄区区政推進課が協力している。

 見学時間は午前10時〜正午。受付時間は9時50分からとなっている。

 当日は瀬上池の現地受付へ。事前申し込みは不要。見学場所は、舗装されていないので汚れてもよい服装、すべりにくい靴で行くことが望ましい。また、山の中なので周辺にトイレはない。駐車場はないので公共交通機関を利用すること。定員はないが、混雑時は工事エリアへの入場制限がある場合もあるという。かいぼりの作業は危険を伴う泥の中で行うので、参加は出来ない。雨天による開催の可否については横浜市コールセンター(【電話】045・664・2525/受付時間:午前8時から午後9時)で確認できる。

 瀬上池は瀬上市民の森内にあり、横浜つながりの森の最大の池であり、水辺と樹林地が一体となった良い環境が残る貴重な場所となっている。近年、瀬上池は土砂がたまり、外来生物の侵入などが課題となっていた。そこで、瀬上池の豊かな自然環境を再び取り戻すべく、生物多様性に配慮した工事を行っているところだ。その一環として瀬上池のかいぼりが行われるという。瀬上池は現在、工事中のため瀬上市民の森の一部が立入禁止となっている。かいぼり当日だけ工事エリアを一部開放し、かいぼりの様子、捕獲された水生生物が見学できる。
 問い合わせは、市環境創造局政策課(【電話】045・671・2484)まで。
(※)かいぼり―ため池の水を抜き、堆積した土砂を取り除く作業。近年は水質の改善や外来種の駆除のためにも行われている。

さて、「かいぼり」と言っても都会っ子にとっては全く無縁の出来事。
『タウンニュース』の記事を読んでも土木工事の延長線上でしか考えられないといけないので、昨年話題となった東京・吉祥寺の井の頭公園の池の「かいぼり」レポートをお届けします。


開園100周年記念 井の頭池の「かいぼり」から

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 魚などの生き物の追い込み光景。瀬上池の場合はどういう形で?
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 泥の中から大量に自転車が出てきたそうです

 かいぼりとは? 
 ため池を排水し、堆積した泥を出したり池底を干したり魚を捕ったりする作業のことです。堤防や護岸の点検修理を行うこともあります。
 ため池の維持管理に欠かせない作業で、通常、農閑期の秋から冬に行います。
 今回、約30年ぶりに井の頭池の水を抜いて行うかいぼりは、2017年の井の頭公園開園100周年に向けて、在来魚の保護と水質改善を目的に実施されます。
 在来魚の保護
 もともと井の頭池には、モツゴ(くちぼそ)やトウヨシノボリ(ハゼ)などの在来魚やエビ類が生息していましたが、オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の流入によって、その数が激減してしまいました。
 現在、池にいる魚の90パーセント以上がオオクチバス、ブルーギルなどの外来魚で、在来生物を捕食して、生態系に大きなダメージを与えています。
 かいぼりによって、外来魚を排除することで、在来の生きもの復活が期待されています。
 水質改善
 井の頭池は、かつては水量が多く飲み水として使われるほどきれいでしたが、周辺地域の開発が進み、湧水が枯渇してしまいました。
 現在は地下水をポンプでくみ上げています。その結果、池の水は植物プランクトンが増加して濁り、水質悪化の原因となる窒素やリンが増加してしまいました。
 かいぼりで池の水を抜き、池底を天日干しすることで泥の中の窒素やリンが減少し、水質が改善されます。
 かいぼりのスケジュール
平成25年•11月下旬 狛江橋の仕切り設置
平成26年•1月中旬 池の水の排水開始
•1月下旬 魚捕り
•2月上旬 排水完了、池底を干す
•3月上旬 注水開始
•3月下旬 在来魚を再放流。注水終了
 その後も、2017年の井の頭公園開園100周年に向けて、2015年度、2017年度の計3回のかいぼりを実施して池の再生を目指します。
 以上、井の頭恩賜公園100年実行委HPから。詳しくは同委のHPをご覧ください。
 http://inokashirapark100.com/
井の頭池かいぼり

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ナニが出て来る?

井の頭のような街中の池とは違って人里からやや離れた瀬上池……。外来種のサカナだけではなく、ひょっとしたら? 井の頭のレポートには「人骨が出てくるかも」な~んていう物騒な見出しもありました。
プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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