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上郷開発NO! パタゴニア日本支社について(続報)

本日、画期的な100%寄付デーです パタゴニアが売上全額を環境保護団体に寄付!

来春に開催予定の「上郷開発計画」に関する公聴会に向けての異議申し立て(公述申請)の呼びかけはじめ当面の重要課題に取りまぎれすっかりお知らせが遅くなったのですが、日頃私たちの活動を有形無形にバックアップしてくれているパタゴニア日本支社から画期的なニュースが届いていました。

なんと、パタゴニアさんが全世界で本日11月25日の「売上全額」を草の根の環境保護団体に寄付する、というもの。
上郷瀬上の大規模開発に反対し緑地の全面保全を求める私たち「署名の会」そして「守る会」の活動はもとより、日本各地で様々なかたちで繰り広げられている環境保護市民運動への同社による強力なサポートについては、14日付け朝日新聞の記事はじめ折にふれ紹介してきたのですが、今回は全世界一斉、しかも売上全額という驚くべき規模のビッグ・プレゼントです。
以下、時事通信配信によるニュースを転載します。


 「パタゴニア」ブラックフライデー当日の売上全額を環境保護団体に寄付 
  2016年11月24日 11時30分

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 あなたも 「地球への愛情を示すお手伝い」をしませんか?

米アウトドアブランド「パタゴニア(Patagonia)」が、ブラックフライデーにあたる11月25日の全世界の売上全額を、草の根環境保護団体に寄付する。
ブラックフライデーは、感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の金曜日に設定されたアメリカ全土で実施されるショッピングデーで、爆発的な売上で小売業に黒字をもたらすことからその名がついている。日本においても「ギャップ」や「アメリカンイーグル アウトフィッターズ」が導入するなど浸透しつつある一方で、「パタゴニア」は2011年に「Don't Buy This Jacket」という広告を打ち出すなど大量消費をあおるブラックフライデーに反対する姿勢を示してきた。
パタゴニアは、1985年以来、自然環境の回復と保護のために年間売上の1%を非営利環境団体に寄付してきており、これまでの寄附金額は約82億円(7,400万ドル)。
今年のブラックフライデーは「必要なものをご購入いただいたお客様が地球への愛情を示すお手伝いをする日にしたい」とし、売上金の全額寄付を発表。日本国内での当日の売上げは全て日本の草の根環境団体に寄付される。
同社CEOのローズ・マーカリオは「過去何十年にもわたってパタゴニアは、地球を大切にすることとビジネスの成功とは矛盾しないということを実証してきました。(草の根環境保護団体は)小規模で、大抵が資金に乏しく注目を浴びないにもかかわらず、最前線で戦っています。彼らを支援することはいま、これまでにないほど重要なのです」とコメントを発表している。
※日本では下記時間帯での購入が寄付対象となる
ECサイト:2016年11月25日(金)0:00~23:59
パタゴニア直営店:2016年11月25日(金)各店舗の営業時間内


■資料1:パタゴニア日本支社のHPから
100% Today 

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パタゴニアでは11月25日(金)の売り上げの100%*を、地球を守る草の根の環境保護団体に寄付します。アメリカでは、11月第4木曜日の「サンクスギビングデー」(感謝祭)の翌日の金曜日のことを「ブラックフライデー」と呼びます。この日からクリスマスに向けてのセールがスタートし、消費者が1年のうちで最も買い物をする日のひとつとして知られています。日本でもアメリカの商習慣にならい大規模なセールが広がりつつありますが、私たちパタゴニア日本支社は今年のこの日を、必要なものをご購入いただいたお客様が、地球への愛情を示すお手伝いをする日にしたいと考えています。未来の世代のために空気、水、そして土を守ろうとする日本の草の根の環境保護団体に寄付させていただきます**。多くのこのような団体は、小規模で運営資金も厳しいにも関わらず、最前線で重要な活動を行っています。彼らを支援することは、いま、かつてないほど重要なことなのです。

1% Every Day 

1985年以来、1%フォー・ザ・プラネットのメンバーとして年間売り上げの1%を非営利環境団体に寄付することを誓約してきました。これまでに総額7,400万ドル(約82億円)を世界中のローカルコミュニティで活動する何千もの団体に直接寄付しました。


■資料2:ブラックフライデーって何?(ウイキペディアから)
ブラックフライデー(英語: Black Friday)はアメリカ合衆国で感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことである。正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始の日である。また、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日でもある。

1961年ごろからフィラデルフィアで始まり、1975年にはかなり広まった比較的新しい言葉で、当日買い物客で道路が混むのでそう呼ばれている。名付けたのはフィラデルフィアの警察で、人が外に溢れて仕事が増えるため「真っ暗な金曜日」と呼んだことがきっかけとされる。当初、小売店などはこの言葉に不快感を示して「ビッグフライデー」という言葉を作ったが、一般には「ブラックフライデー」で広まった。後に、フィラデルフィアの新聞が、小売業者が儲かり黒字になるという解釈を発表してからは「ブラックフライデー」は良い意味で使われるようになった
「ブラックマンデー」(1987年の世界的株価大暴落の開始日)などという言葉との連想で使われている。

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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