上郷開発NO! 公聴会開催速報
開発反対6、賛成5が公述 満席となった栄公会堂 “公聴会ジャック”不発に
18日(火)夜、栄公会堂で開かれた公聴会。
会場となった講堂には夕闇が濃くなった6時半過ぎから、開発事業者側の関係者と思われるダークコート姿の中年?の男たちに交じって、カラフルで軽やかなアウトドアファッション姿の若者たちが次々と吸い込まれていき、開会時刻の7時前には定員600余がほぼ満席となり、これまでの公聴会や説明会とは異なる雰囲気となりました。
なおこの日、公会堂の区役所側エントランス付近では上郷・瀬上の自然を守る会や瀬上沢基金、またパタゴニアのスタッフ有志の皆さんが参加者を出迎え、「横浜の緑を守ろう」とアピール、チラシを配布しました。
![2017011801200000[1]](https://blog-imgs-100-origin.fc2.com/s/e/g/segamizawa/201701180143297b4.jpg)
守る会の皆さん、寒風の中ご苦労様です

パタゴニアの皆さん、支援ありがとう!
![DSCN2307[1]_convert_20170120192935](https://blog-imgs-100-origin.fc2.com/s/e/g/segamizawa/20170120193038151.jpg)
ロビーは環境派?の若者たちでいっぱい
7時から始まった公述では1万余の公述申し出者から選ばれた公述人11名が制限時間@9分でそれぞれ「上郷開発計画 市素案」について意見を述べ、反対6名賛成5名となり、さまざまな角度からの反対意見に対しては大きな拍手が湧き、この日横浜市を代表して公述を受け取る立場の責任者(議長)となった建築局都市計画課の嶋田課長が注意する展開に。
ところで横浜市がこの日の公聴会の公述人として昨年暮れの抽選会で選んだのは13名。7000を超える開発賛成の公述申し出大作戦(?)で公聴会の流れを制すると予測された開発事業者&地権者側はなぜか2名枠が発言を辞退(あるいは当日欠席?)、この日公述したのは11名となりました。(詳しい公述内容については続報の予定)
■解説
12月20日に行われた公述人選出のための抽選会レポート(ブログ12.21付け)によれば、11月22日の〆切までに建築局都市計画課に届けられた公述申し出は、同16日の「都市計画の方針」及び「線引き見直し」素案に関する公述申し出からの繰り入れ分を加えて1万1228通に上り、うち取り下げ・無効など約1000通。
このうち上郷猿田開発計画に賛成する立場からの提出数は約7500通と推察され、ケタはずれの数量のみならず全体の応募者数の7割近くに達するという前代未聞の異常事態が明らかになり、事業者サイドによる“公聴会ジャック”が危惧されました。
しかし結果的には以下の分類によるA=賛成7、B=反対3、CDE=その他3の振り分けのうち「その他3」の全員が開発計画の問題点を指摘し自然環境や遺跡の保全を求める事態となり、公聴会における賛成多数の公述をバネに都市計画決定への流れを加速させようとした市&東急建設サイドの目論見?は大きく崩れることになりました。
資料:都市計画課による公述申し出意見の分類と公述人振り分け
18日(火)夜、栄公会堂で開かれた公聴会。
会場となった講堂には夕闇が濃くなった6時半過ぎから、開発事業者側の関係者と思われるダークコート姿の中年?の男たちに交じって、カラフルで軽やかなアウトドアファッション姿の若者たちが次々と吸い込まれていき、開会時刻の7時前には定員600余がほぼ満席となり、これまでの公聴会や説明会とは異なる雰囲気となりました。
なおこの日、公会堂の区役所側エントランス付近では上郷・瀬上の自然を守る会や瀬上沢基金、またパタゴニアのスタッフ有志の皆さんが参加者を出迎え、「横浜の緑を守ろう」とアピール、チラシを配布しました。
![2017011801200000[1]](https://blog-imgs-100-origin.fc2.com/s/e/g/segamizawa/201701180143297b4.jpg)
守る会の皆さん、寒風の中ご苦労様です

パタゴニアの皆さん、支援ありがとう!
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ロビーは環境派?の若者たちでいっぱい
7時から始まった公述では1万余の公述申し出者から選ばれた公述人11名が制限時間@9分でそれぞれ「上郷開発計画 市素案」について意見を述べ、反対6名賛成5名となり、さまざまな角度からの反対意見に対しては大きな拍手が湧き、この日横浜市を代表して公述を受け取る立場の責任者(議長)となった建築局都市計画課の嶋田課長が注意する展開に。
ところで横浜市がこの日の公聴会の公述人として昨年暮れの抽選会で選んだのは13名。7000を超える開発賛成の公述申し出大作戦(?)で公聴会の流れを制すると予測された開発事業者&地権者側はなぜか2名枠が発言を辞退(あるいは当日欠席?)、この日公述したのは11名となりました。(詳しい公述内容については続報の予定)
■解説
12月20日に行われた公述人選出のための抽選会レポート(ブログ12.21付け)によれば、11月22日の〆切までに建築局都市計画課に届けられた公述申し出は、同16日の「都市計画の方針」及び「線引き見直し」素案に関する公述申し出からの繰り入れ分を加えて1万1228通に上り、うち取り下げ・無効など約1000通。
このうち上郷猿田開発計画に賛成する立場からの提出数は約7500通と推察され、ケタはずれの数量のみならず全体の応募者数の7割近くに達するという前代未聞の異常事態が明らかになり、事業者サイドによる“公聴会ジャック”が危惧されました。
しかし結果的には以下の分類によるA=賛成7、B=反対3、CDE=その他3の振り分けのうち「その他3」の全員が開発計画の問題点を指摘し自然環境や遺跡の保全を求める事態となり、公聴会における賛成多数の公述をバネに都市計画決定への流れを加速させようとした市&東急建設サイドの目論見?は大きく崩れることになりました。
資料:都市計画課による公述申し出意見の分類と公述人振り分け
