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2017ホタル観賞ナイト:速報(その5)

まだまだ魅せます瀬上のホタル 歓迎!弁護士会現地視察団御一行様

15日(木)夕から夜にかけて、神奈川県弁護士会の公害・環境問題委員会に所属する弁護士有志が上郷開発計画予定地の現状を視察、その後、瀬上沢のホタル観賞を行いました。

この日6時過ぎ、集合場所となった横浜栄高校正門前にはベテランから若手まで約20人のメンバーが次々と駆け付け、中には小さなお子さん連れのママさん弁護士も。

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守る会・井端世話人代表(左)のガイドで現況を聞く
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K1(トンネル)から横堰に向け藪の中を下る
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市? 東急建設? 密かに土地調査が進む

情報筋によれば今年の瀬上のホタルは「ピークを過ぎた」と言われており、この日のホタルロード来訪者数は守る会の緊急アクションが行われた10~11日に比べて大幅減。
しかし星空の下、漆黒の闇夜となった午後8時頃には池の下広場の前では水辺沿いから樹林の高みあたりにかけて、あえかな光を放ちながら遊弋するホタルはざっと200頭(匹)ぐらい。時を置いて輝きを競う度に、感嘆の声が広がっていました。

横浜地方では久々の本格的な降りとなった13日の雨が恵みの雨となって、数こそ少ないものの下流でも蛍石あたりはじめ小川アメニティ沿いの各所で幻想的な情景をまだ見ることができ、「2017ホタル観賞ナイト:源氏の巻」はもうしばらく楽しむことができるようです。
今シーズン、まだホタルを未見の方は、ぜひ週末に瀬上沢を訪れ、この豊かな自然の恵みを体験なさってはいかがでしょうか?
そして、一民間事業者(東急建設)の目先の開発利益を最優先し、次の世代に残すべき緑の自然環境の破壊に手を貸すことに直結する上郷開発計画案の推進に汗をかこうとしている横浜市の関係部局(建築局・都市整備局・環境創造局)の猛省を促す運動へのサポートをお願いいたします。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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