上郷開発NO! 緊急事態発生(速報)

1月の都計審で採択強行狙う 上郷開発計画、審議案件に列挙と判明

11日に公表された横浜市建築局のHPによれば、新春1月15日(月)午後開かれる第147回都計審(横浜市都市計画審議会)に上郷開発計画関連の議題が一括提案され、審議・採決を強行、「平成29年度末までの告示を想定」とされています。

上郷開発計画については先の計画案縦覧に際して多くの意見書が寄せられたほか、現在開会中の市会第4回定例会に向けて署名の会・守る会やNPO瀬上沢基金などが陳情書を提出、また横浜のみどりを未来につなぐ実行委員会による住民投票によって計画の賛否を決めるべきとする署名活動が10日締め切りで行われその結果が注目されるなど、社会経済情勢の大きな変動をふまえれば大幅な計画見直しが必要とみられてきただけに、建築局の既定方針通りの進め方に対して反対世論が殺到することは必至です。

都計審の案件表は作成中で未公表のため「会議案内」から審議の予定を。

第1号議案「(1)都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更」に続き、個別開発計画に連動する(2)都市再開発の方針の変更、(3)住宅市街地の開発整備の方針の変更、(4) 防災街区整備方針の変更、(5)区域区分の変更、(6)用途地域の変更、(7)高度地区の変更、(8)防火地域及び準防火地域の変更が提案され、さらに以下の緑地保全策が列挙されています。

開発にともなうプラス面である緑地保全策を前面に出すことによって、環境破壊や危険な宅地造成の危険性などマイナス面を目立たなくさせる作戦のようです。

【瀬上自然公園】
上郷町小川アメニティのある谷戸部に残された自然的環境及び円海山周辺地区に連なる良好な緑地への導入部の緑地を永続的に保全するとともに、市民が多様な動植物や豊かな自然環境に親しみ、レクリエーションの場として利活用するため、7・3・1502 号瀬上自然公園を特殊公園(風致公園)として追加します。

【上郷里山公園】
樹林地と農地が点在する里山的景観として、旧来より営まれ、保全されてきた自然環境を市民が身近に農にふれあえる場として利活用するとともに、緑地を永続的に保全するため、7・4・1503 号上郷里山公園を特殊公園(風致公園)として追加します。

【上郷町深田特別緑地保全地区】
周辺住宅地からの優れた風致景観を保全するとともに、地域住民の健全な生活環境を確保するため、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区を決定します。

【上郷町石原特別緑地保全地区】
周辺住宅地からの優れた風致景観や多様な動植物の生息地・生育地としての自然環境を保全するとともに、地域住民の健全な生活環境を確保するため、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区を決定します。

【栄上郷町地区地区計画】
立地特性を生かし、商業・医療・福祉施設等の用途を誘導し、円海山周辺緑地への連続性と生物多様性に配慮した緑豊かで周辺環境と調和する良好な景観を有する市街地を形成するとともに、円海山周辺緑地へ向かう玄関口としてふさわしい土地利用を行うため、地区計画を決定します。


都市計画法が定めるルール通りとはいうものの、上郷開発計画のように世論を2分(というか圧倒的多数は開発反対!)するような都市計画案件については、市会における常任委もしくは特別委において十分審議し市民の意見を反映させるべきという意見が高まっています。
公聴会開催や縦覧と意見書募集による民意反映、しかしその一方で都計審における短時間の審議を経て行政が一方的に都市計画を決めるという効率重視?の既定路線が時代の要請に合わなくなってきていることについて、市長・市会は改革の道筋を示すべきではないでしょうか。(つづく)

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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