上郷開発NO! 1・15「都計審」批判

市政歪める強引な計画案可決  「3月末告示」のシナリオに批判高まる

1月15日に開かれた市の都市計画審議会(都計審)で可決された上郷開発計画案。
しかし都計審における森地会長のトンデモ発言と強引な採決に対して当日の審議を傍聴した市民各層の間から批判の声が高まり、市による年度内の告示手続きを疑問視する声が多数寄せられています。

とりわけ審議会後に行われたOurPlanetTVのインタビューに対する森地会長の発言は、私たちはじめ上郷開発に反対する市民グループが投げかけてきた問題点に全く答えていないばかりか、開発予定地の位置関係や市街化調整区域の谷戸地という地形上の難点を一方的に棚上げするもので、「現地に一度も足を運んだことがないのでは?」との疑問が寄せられています。

しかも森地会長の審議会の座長としての立ち位置を大きく揺るがす経歴が明らかになっています。
森地会長は交通問題が専門分野ながら、都計審のほか山下ふ頭開発基本計画検討委員会、都心臨海部再生マスタープラン審議会、公共事業評価委員会と、横浜市の「まちづくり」関連の審議会や委員会の委員をいくつも併任し、市の都市政策に大きな影響力を有していると言われています。また国交省交通政策審議会の委員などもつとめています。

ところが森地会長は10年来、上郷の地権者82名を束ね今回の都市計画提案を主導する東急建設の大株主(約15%を所有)である東急グループの総帥、東急電鉄の野本社長を囲む社長懇話会のメンバーなのです。他の事案はともかく、東急建設提案の審議における公平・公明性を問う意見は出なかったのでしょうか?

森地会長のトンデモ発言の一部。
「開発に反対する側は対案を示していない。無責任だ」
「開発が抑制される市街化調整区域であっても、他の地域では地権者が動物霊園をつくった事例がある」
「市街地にお年寄りばかりだと、商店や生活サービスが維持できなくなる。今のままでいいと言っていると、皆さんが困るし地域が衰退していく。長期を見渡して決断しなければいけない」 ……

墓地や資材置き場など乱開発の恐れを危惧し開発を容認する意見はこれまでも地元栄区選出の市議がしばしば市会での質疑やチラシで述べてきているのですが、なぜこれまで幹線道路である舞岡上郷線沿線の一部を除いて(乱)開発が行われてこなかったのでしょうか? 
それはこれまでも繰り返し指摘してきたのですが、上郷開発計画予定地はもともと農地で耕作のための畦道や水路、いわゆる赤道(農道)及び青道(水路)が細かく地権者の土地を区分けし混在、しかもそれは国有地・市有地(当初計画全32ヘクタールのうち約6ヘクタール)であるため、国や市は一方的に地権者に払い下げすることは不可能。で、結果的に農地の日照や水利権を守るための知恵として細分化された土地の乱開発を防いできたのですね。

なお森地会長の発言など審議会の状況について詳しくは下記のインタビュー記事をご覧ください。
OurPlanet-TV動画=http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2211


資料:公聴会に向けた守る会のワイドチラシから(2016.11)


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 ≪緊急のお知らせ≫  
署名の会・守る会は28日(日)午前11時から港南台駅頭で今回の都計審決定の問題点を指摘し林市長による年度内告示シナリオの撤回を求める緊急街宣活動を行います。

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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