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上郷開発NO! 6月街宣レポート/その前に

ホタル危うし!?  梅雨空の下、開発批判のアピール

6月第4土曜の22日、朝からあいにく小雨模様で行動の足は鈍ったのですが、守る会&署名の会の代表世話人はじめ少数精鋭の有志は梅雨空の合間を縫って港南台駅頭での街宣を敢行、瀬上沢小川アメニティのホタル観賞ナイト用に特別編集した三つ折りチラシを配布しました。街宣レポートに先立って、街宣への参加呼びかけメールをお届けします。

上郷・瀬上の自然を守る会 会員各位
上郷開発から緑地を守る署名の会 会員各位
両会を応援していただいている皆様

6月の街宣を下記の通りご案内します。
 日時:6月22日(土) 11時~12時
 場所:港南台バーズ前

先週の13日、14日、16日の3日、瀬上沢にホタル観賞に来られた人々に
「開発地のホタルは全滅」と見出しを付けたチラシ約900枚をお配り
しました。街宣でもこれを配布します。

守る会6月街宣チラシ:ホタル版 表面

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 同 裏面

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チラシと共に、栄区選出の大桑正貴市議のチラシ(新聞)6月号を添付します。大桑議員は、上郷開発賛成の立場で、これまでも上郷開発について同新聞に何度も記事を載せています。

今回は、先日行われた東急建設による説明会について述べています。
いわく「多くの緑地がそのまま残る(約30haのうち約20haが残る)
計画」、「ホタルなど多くの自然を守ることができる」、「道路を挟んで
反対側(山手学院側)は、緑地を整備して住宅や商業施設、クリニック
モールをつくる計画」???


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*編集部注:チラシ2面はスペースの都合で省略。上郷開発についての記述部分をピックアップします。

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開発話が進み、最近になって少しは緑地が整備されるようになりました。
といっても開発申請は来年後半で、開発自体まだ認可されていません。

本来、地権者が緑地を良好な状態で維持するべきところ、手入れが行き
届かず、荒れ果てている状況と開発後の様子を比べ、開発により緑地が
好ましい状態で保全されると論じられますが、おかしな話です。

開発を行わなければ31.9haの緑地全体が残され、逆に11.5haを開発
すれば緑地は減り、その分、地球温暖化防止に逆行することにもなります。。

その上、開発計画地周辺は、人口・世帯数が減少し、過疎高齢化の先進
地域であることが新聞など報じられています。自然を壊しての住宅地開
発は、もはや、全く必要性と妥当性が見出せなくなってきました。

彼は、この客観的情勢をいかに考え、「緑地を整備して住宅地云々」と
言うのでしょうか。

また、説明会の質疑応答では、住宅地開発は不要以外に「開発で利便性
が向上し地域社会に資するバランスの取れたよい計画というが、軟弱地盤
への2重の盛り土造成による、地滑りや液状化などの地盤災害、河川の
下流域における水害の可能性増大などの安全問題、周辺住宅地における
買い物・医療環境への悪影響に伴う過疎高齢化の加速、ひいては地価の
下落など、開発の地域社会に与える負の影響をどうするのか?」という
重い質問も出されています。

以前、大桑市議は、「開発が許されないと墓地や資材置き場になり乱開発
となる」というボチボチ論まで書いています。今回の新聞においても、
このような書き振りでは、市会議員として、地域社会全般に与える上郷
開発の影響を総合的に把握しているとはとても考えられず、残念、かつ、
情けないと言わざるを得ません。

両会世話人一同

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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