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上郷開発NO! 2020ホタル観賞ナイト後半戦(第4信)

早くもゲンジ去り、ヘイケ抬頭 
悲喜こもごも「自然の営み」に注目 

47人、48人と、東京では連日コロナウイルスの感染者が急増。「緊急事態宣言」解除に続く「アラート」解除を告げる虹色のライトアップは知事選再出馬宣言に向けた小池知事のパフォーマンスとの批判が東都で渦巻く中、瀬上沢におけるホタルの動きは?

梅雨入り宣言早々、「梅雨の中休み」とかで朝から気温がグングン上昇、真夏日だった15日(月)、待ちわびていた前夜のホタル観賞最新状況レポートが届きました。


■2020ホタル観賞ガイドNo.4 

昨夕、瀬上沢にホタルの様子を観察しに行ってきました。

ゲンジボタルは、やはり6月第1週がピーク(約400頭)
だったようで、今は数が減り、沢全体で100頭ぐらいでした。

その代わりヘイケボタルの発生が目立ち、特に田んぼの裏の
木道あたりで多く見られました。これからはヘイケが楽しめます。

やはり、ゲンジは、昨秋の大雨と台風による広範囲の崖崩れの
影響が出ている可能性があります。ヘイケの方は、餌がカワ
ニナではなく田んぼや谷の右側(上流から見て)の溝などにいる
タニシ類なので、崖崩れの影響がほとんどなかったと考えられ
ます。

しかし、「前年の梅雨 ホタルに影響」という朝日新聞記事もあり
ましたのでご案内します。

 ソ_convert_20200616084648

また、「明治百五拾年 . 近代日本ホタル売買・放虫史」という
論文のURLも併せご案内します。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itakon/6/0/6_5/_pdf/-char/ja

なお、延べ5日、栄高校下で約1000枚のチラシをお配りしま
したが、受け取らない人はほとんどなく、開発不要という意見
が異口同音に多数聞かれました。

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プロフィール

上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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