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上郷開発NO! 今あるべき「治山治水」

なぜ放置? 危ない開発 上郷開発に重なる災害への備え

「過去最強クラス」の暴風域が発生し、沖縄・九州地方への襲撃が早くから警告された台風10号の接近を間近に、9月4日付けの朝日新聞は朝刊13面のオピニオン&フォーラム欄で「豪雨列島の治水」と題する3人の識者の意見を載せ、大雨による被害への備えを訴えました。

このうちとりわけ注目されるのが「危ない土地 開発控えて」との見出しが付された山梨大学の秦(はだ)准教授の意見。「災害リスクの高い地域の新規開発を抑制すべき」というシンプルな主張が、上郷開発事業の問題点とぴったり重なり、早期撤回への「警鐘」となっています。

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 朝日新聞9月4日付け記事から抜粋

なおこれに先立つ9月2日午後、 署名の会の皆川代表世話人、守る会の井端代表世話人はじめ4人が新市庁舎18階の会議室で上郷開発計画の安全面関連の諸問題について担当部局の係長と包括的な意見交換を行い、あらためて開発の中止を訴えました。
◎市側の出席者
総務局防災企画課の菊地係長、緊急対策課の鈴木係長、建築局宅地審査課の高野係長・清野係長、道路局河川企画課の馬郡係長、河川管理課の伊東係長、環境創造局下水道管路部管路保全課の高野係長・中島係長、栄区役所総務課の御所脇係長(危機管理・地域防災担当)
◎主な論点
1. 上郷開発計画地内の大規模盛土造成地(旧地盤)調査について
2. 上郷開発が行われた場合に他の地域の水害の頻度と規模が増大する問題
3. 横浜市地震防災戦略と神奈川県地震防災戦略における格差について

                               

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上郷/署名の会

Author:上郷/署名の会
横浜7大緑地の1つ「瀬上市民の森」に連なる瀬上沢はホタルの自生地として知られ、貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。またみどり豊かな里山風景を今に残し、古代の製鉄遺跡や江戸時代に使われた横堰などの文化遺産も眠る横浜市民共有の財産とも言うべき緑地です。
その瀬上沢に大規模な上郷開発計画が浮上したのは2005年。瀬上沢を愛し、それぞれに保全運動をしてきた市民は、2007年6月に「上郷開発から緑地を守る署名の会」を結成、開発計画の中止と緑地の全面保全を求める活動を開始し、同年12月、市内全域はもとより全国各地から寄せられた92000筆あまりの署名を添えて横浜市長と市議会に陳情書を提出しました。
2008年9月、横浜市都市計画審議会は計画を承認せず、「上郷開発事業」は中止となりました。しかし地権者でもある開発事業者・東急建設は引き続き「開発の意思」を表明。2012年1月、ついに第3次開発計画の事前相談書を横浜市に提出しました。私たち「署名の会」はあらためてこの開発プランの問題点を指摘、瀬上沢の全面保全を求めて新たな活動を開始しました。
そして2014年1月に始まった新たな動きがいま地域の住環境・自然環境を揺るがす重大な岐路に……。

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